2019年8月14日水曜日

三一運動100周年光復節断想ー崔鳳泰弁護士


韓国の慶北日報に寄稿した崔鳳泰弁護士の文書を紹介します。韓国の人権弁護士として、植民地時代の犠牲者の裁判に取り組んできた彼が、三一運動100周年の今年、
日韓関係の悪化が憂慮されるこのときに「新三一運動」とみなした、韓国の新しい個の人権の解放を動きを「アジアすべての被害者の解放と光復」に結びつけるものです。崔

慶北日報 2019年8月14日
[特別寄稿]崔鳳泰弁護士 三一運動100周年光復節断想

光復節が近づいた。今年は三一運動 100周年なのでそのの意味が新しい。

ちょうど日本の安倍政権の不当な輸出規制によって、三一運動 100周年にふさわしい「新三一運動」が全国的に起きている。日本製品不売運動はもちろん日本観光自制で始まった市民運動が 独立運動はできなくとも売運動はする>というスローガンのように 「新三一運動」として発展している

私は今回の「新三一運動」を見ながら百年前の三一運動と何が同じで何が違うかを考えて見たい。今回の「新三一運動」は主旨するように日帝強制動員被害者たちの賠償判決に対する日本側の反発がそのきっかけになった。すなわち被害者の人権救済が直接的きっかけになったのだ 100年前の三一運動は日帝から我が民族が自主独立をするために起きたものであり 今度 の「新三一運動」は人間被害者個人の人権回復と解放のために起きているのだ

すなわちローソク革命を通じてわれわれの社会が得たデモクラシー成長が結局、日帝被害者たちの人権救済に繋がったし これが日本に対する責任追及に拡がったということだ。すなわちローソク革命の東アジア版として成長しているのだ。中国や東アジアにも日帝被害者たちは多い。しかしかれらの人権は救済されないでいる。甚だしくは日本においても原爆被害者のような日帝侵略によって被害を受けた自国被害者たちが多い。しかしそのどの被害者たちも加害者からお詫びと賠償を受けることができず解放にならない状況だ。このような状況でローソク革命を通じて勝利を経験したわれわれの市民たちが 「新三一運動」を通じて日帝被害者たちに正義を回復させひいては東アジアを人権とデモクラシーが保障された社会に作っているのだ

事実日本においても長年の日帝被害者たちの法廷闘争を通じて日本司法部判断は日帝被害者たちの個人請求権が存在すると言いながら自発的救済を促しているのに、日本の法治主義が脆弱で日本行政府と企業らが自国司法部判断を無視したせいで私たちの最高裁判所の強制的救済判断が出るようになったのだ。したがって今度の私たちの最高裁判所判決は両国社会に法治主義が拡張される過程として見なければならない強制動員による苦痛を受けた被害者に賠償しなければならないということは文明国家では常識だ。どうして常識的救済が今まで成り立たずにいたのかに対して省察をすることが未来のために望ましい姿勢であって、被害者救済を取り囲んで韓日間で葛藤しあうことは文明国家ではありえない事だ。それで私は今度葛藤は春が来る前の花冷え(春先の寒さ)と見ている この寒さが過ぎれば韓日間に暖かい春が来るだろう。

一方私は私たちの最高裁判所判決が及ぼす影響は日本にだけ衝撃を与えるのではないと思っている。同じ日帝被害者たちがいる中国や東アジアにも私たちの判決は波及して東アジアでローソク革命が拡がって行くだろう

三一運動当時われわれ市民たちは敵である日帝に対しても排他的態度を捨てて公明正大に平和的に是正させて進もうと宣言した。その精神が 100年になる今年いよいよ狭い朝鮮半島垣根を超えて日本と東アジアに拡張されて行くということだ。

天は大きい使命を与える以前に人に先に試練を与えて準備をさせるという。我が民族は日帝の罪の代わりをして南北が分断されいまだ苦痛を受けているが、その過程で民主化と経済発展という二つの課題を成功的に実現させたし ここにその成果を東アジアに確張していっている。

狭い朝鮮半島を越えて人権が生きて呼吸して不当な戦争がない世の中を作る、今度 の「新三一運動」がアジアすべての被害者の解放と光復につながるように祈る。

: 慶北日報 - グッドデイニュ-ス(http://www.kyongbuk.co.kr)




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