2015年6月8日月曜日

脱原発派の推す新市長の誕生ー千葉県の市原市

私たちは原発メーカー訴訟の会の仲間からの速報で知りました。脱原発運動に関わる人が、「東電五井火力発電所長をやった、自公推薦の大西英樹氏ではダメ。」ということで、新市長の小出譲二氏を推したようです。それで私はその小出新市長は脱原発派だと思い込んだのですが、そうでもなく、脱原発グループが組織的に勝手連的に支援したということではなかったようです。しかし原発推進派の有力候補を破ったのですから、新市長が脱原発の立場で働いてくれることを祈るばかりです。
東京新聞は以下のように千葉県の市原市の選挙結果を報じています。
市原市長選は七日投開票され、元市議長の小出譲治氏(54)が、元東京電力五井火力発電所長の大西英樹氏(60)=自民、公明推薦=と、元市議の石井一男氏(69)との無所属新人同士の争いを制して初当選した。当日有権者数は二十二万五千九百二十六人。投票率は50・81%で、前回を3・13ポイント下回り過去最低だった。
 選挙戦は、臨海部の工業地帯の活性化や人口減少対策をめぐり論戦が繰り広げられた。小出氏は市議三期の経験をアピール。引退する佐久間隆義・現市長の支援も受け、支持を広げた。大西氏は、経済界出身の経歴を売りに、新産業の誘致などを掲げたが及ばず、石井氏も票を伸ばせなかった。 (内田淳二)
小出譲治(こいでじょうじ) 54 タクシー会社社長・県タクシー協会副会長(元)市議長▽東海大短
私は千葉県市原市の市民のみなさんに以下のメッセージをお送りします。ご検討いただければ幸いです。
脱原発派の市長、市原市で勝利!
市原市民のみなさん、快挙ですね。おめでとうございます。これをきっかけにして、原発立地地域での脱原発派の市長の誕生が日本でも実現してほしいですね。
私たちの脱原発を掲げる日韓市民のツアーで訪問したサムチョク市では反原発派市長が勝利し、住民投票の完勝で、原発建設を阻止しました。しかしその結果、他の都市にその計画が移り、こんどはそこに戦いの場が移りました。まことに、原発との戦いは最後の最後まで続けなければならないものだと痛感します。国際連帯運動の必要性を訴えて続けなければならないならないですね。
市原市民のみなさん、機会があれば、韓国のサムチョク市長を招待してください。
それともう一点、石原市民のみなさんに提案があります。
それは市をあげての脱原発政策です。ソウル市は原発一基分の節電に成功し、様々な施策につなげています。台湾の反原発活動家もソウルを訪問し、その実態を調査し地方自治体の政策に活用しそうです。市原市でもソウル市訪問を計画されればいかがですか。協力しますよ。
参考資料:
台湾の青年活動家の話をソウルで聞いて思うこと

http://oklos-che.blogspot.jp/2015/02/blog-post_21.html

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