2015年2月19日木曜日

モンゴルの最新情報ーウラン鉱山の試掘・採掘が進みそうです

Now we are going to visit Mongolia!

I will introduce the article about the hunger strike continuing near the Parliament, but I will add some information about who are continuing the strike according to Ms.Imaoka's advise.

Members of the United Movement of Mongolian Rivers and Lakes (UMMRL) have initiated a hunger strike in front of the Mongolian parliament. Currently, the hunger strike is carried on by NGOs such as "Save Noyon Mountain" and DMNN.
As of February 17th, the hunger strike has lasted 11 days and the protesters have been met with overwhelming SUPPORT from the people. The petition to stop the changing of mongolian mining laws has reached over 60.000 supporters.
The strike is a reaction to changes and attempts to abolish the “law with the long name” which protects Mongolian water sources and ore deposits from unlawful mining operations.

実際にハンガーストライキをしているのは、Bosoo Khukh Mongol の人びとと開発予定地の高齢の住民です。
Prof.Ryoko Imaoka informed that those who have involved with the hunger strike in front the Parliament are the people of Bosoo Khukh Mongol and old people from the development planned site.


最新の今岡さんの情報です。FBに投稿されたものです。
残念ながら、昨日の国会最終日に、原生林と水源地で鉱山開発を禁止する法律(「長い名前の法律」と呼ばれていますが)の関連する法律省令等が加えられました。「長い名前の法律」は、金鉱山の開発からオンギ川を守るためにTs.ムンフバヤルが創らせた法律です。これまで1375の鉱山試掘と採掘のライセンスを無効にした法律です。しかし、この法律を適用しない「戦略的鉱山」を政府が指定し、マルダイなどは開発されてきました。

ドルノゴビ県のオランバドラフ郡(異常出産が発生したアレバと三菱の投資したウラン鉱山)は、政府「戦略的鉱山」ではなかったので、ムンフバヤルやガルウンデステン運動の人たちは、政府に対して「長い名前の法律」を使えと何度も訴えてきました。今回は、「長い名前の法律」は無効にしていない」と説明されていますが、その下の関連省令規則で、長い名前の法律が無効にしたライセンスを復活させ、さっそく900ほどの鉱山が試掘・採掘を実施することができるようになりました。

酷寒のハンガーストライキによって、匈奴の墓、ノインウラ遺跡を有するガチョールト鉱山の開発に多くの人が反対の署名をし、国会議員の欠席で、再投票となったのですが、この「長い名前の法律」関連法の制定により、試掘・採掘も可能となります。前鉱山省大臣は、「試掘で環境に影響を与えることはありえない」と答弁していましたが、それではなぜ、ISL法によるウランの試掘で、家畜が異常出産したのか。国会の質疑は、欺瞞に満ちたものとなっていました。それは、そうでしょう。900の鉱山の操業がかかっているわけですから、企業からの圧力や懐柔は相当なものだったと思います。

あらゆる鉱山が、「長い名前の法律」に関連する法律省令等の施行により、合法的に、一気に進むでしょう。台湾の会議に参加したBosoo Khukhu Mongol の人たちは、シャーマンを集めたり、シャーマンの通訳者オラーチを集めたりして、自然を守って生きる人たちの良識で、カネのためなら何でもする人たちを目覚めさせようとし、ハンガーストライキをしましたが、(今も続けていますが)国家権力がいつでも排除できる状況にあります。辺野古の現状によく似ています。

ハンガーストライキには、歌手や文化人も心を寄せていますが、まだ、数が足りません。一般の人々の関心が高まれば、展開が変わる可能性ものこされているようです。春に、モンゴルに行かれたら、やはり、福島の現実、そこで家畜を飼えなくなった畜産農家の現実、そこで被ばくをしながら働いている労働者の現実、一度は原発で農村を発展させようと思ったが、今は針のむしろに座って生きる地方の首長さんの現実。。。。福島の人々の声なら、聞こうとする人、関心をもつ人は、多いと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿