官僚は全否定、モンゴルとの公式の意見交換はなく、核ごみをモンゴルに埋蔵するという文書は存在しないと断定。馬鹿言ってんじゃないよ♪
「使用済み核燃料最終処分地適地絞りこみに関する意見交換会」
日時 8月20日 11:30時から 場所 参議院議員会館B109号室
呼びかけ主催団体: 核廃棄物施設の誘致に反対する道北連絡協議会
ベクレルフリー北海道、地方自治を考える市民の会、
出席した政府関係機関
文部科学省<原子力課 放射性廃棄物企画室>、原子力発電環境整備機構(NUMO)、日本原子力研究開発機構(JAEA)、環境省<原子力規制委員会>、経済産業省<資源エネルギー庁 核燃料サイクル産業課>、内閣府原子力規制庁、日本原燃株式会社
54基の運転の過程で生まれてきた膨大な高レベル放射性廃棄物、後数年でそれを保管している原子炉もぽ満杯になります。それを最終処分する場所を政府は「科学的調査」で選び出した「科学的有望地」の地方自治体と話し合い、合意があれば(金を払い)、文献調査から始めるということです。これまでのように地方自治体が自発的に挙手するのは「負担が大きい」だろうという判断です、首長含め地方自治体がその地域の人たちに説明しやすい環境を作るのだそうです。
もしすべての自治体が嫌だと言ったらどうするのか、日本で高レベルの放射性廃棄物を最終的に引き受け埋蔵するところがあるのでしょうか?私はやはり、日米モンゴルが合意したCFS(包括的燃料サービス)構想という、ウランの採掘から使用済み核燃料の輸出、使用済み核燃料の引き取り、埋蔵する、毎日新聞が1面トップでスクープした記事が頭から離れません。
モンゴルはプロジェクト予算を国会で通し、海外からの資金で、四つの核ゴミの埋蔵施設と小型原子炉の建設することを決めました。CFS構想が背景にあったからでしょう。私はそのプロジェクトはその後、どうなっているのか、経済産業省の官僚にCFS構想の全文を公開することを求めました。
それに対する官僚の回答は驚くべきものでした。
1.モンゴルのことはわからない
2.CFS構想の話しは承知しているが、公式の意見交換はしていない
3.従って公式文書は存在しない
えっ?私は一瞬、アメリカは公開したのに、日本政府が最後まで否定した秘密情報(「
西山事件」のことを思いだしました。そうか、そう出るのか。共同通信も毎日新聞もCFS構想の全文を入手しているはずです。そうでないとあのような詳細な情報は書けないからです。いずれその英文全文が出てきたら、彼らはどう言うんだろう、そんなことを考えていました。毎日新聞の記者は公開できないでいるんだろうなと思いました。
予定した2時間の話し合いの最後に、私は経済産業省 原子力立地・核燃料サイクル産業課 放射性廃棄物等対策室 室長補佐の肩書をもつ、いやにソフトな物腰で正直にものを言っていると思わせる人物に、こう質問しました。Wさん、あなたは日本国内で最終処分地を探しているんですから、その適地は日本だと言い張るでしょうが、モンゴルに持っていくという可能性はないのですか?
W氏はそれは絶対にありません。「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」があるからです。それで話し合いは終わりました。私はすぐ目の前に座るW氏に訊ねました。Wさん、NPT(核不拡散条約)が核不拡散を徹底しテロから廃棄物を守り管理するということを決めモンゴルで国際管理することになったら、条約は法律より上位に位置付けられているのだから、いくらそんな法律があっても、日本は核廃棄物をモンゴルに持って行って埋めることになりますね?
W氏、そうです。なんとあっさりと担当課の室長補佐は私のいうことを認めたのです!
また帰宅して、「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」を読みましたが、内容は国内での処分地を前提にしているようですが、国外に持って行ってはいけないという文面は見つけることはできませんでした。それは国際環境の変化で、モンゴルに核廃棄物を持っていくことは可能だということです。
くまがい野絵さんのFBより:
返信削除こういう意見交換会や
政府交渉の場で、いつも見られる
お決まりの光景が今回もやはりありました。
官僚はやはり公の場では、
決定的なこと、
具体的なことは何も言わない。
また責任逃れのため、
歯に何かはさまったような
はっきりしない言い方をする…。
知りたい事を知らせてもらえず
煙にまかれた気分です。
崔さんが書いているとおり
公の場と、会が終わり非公式な場とでは、官僚たちの言うことが全く違う。茶番を見せられている気分です。
昨日、崔さんも行かれていましたが、
返信削除使用済み核燃料最終処分地適地絞込みに関する 政府との意見交換会に行ってきました。
核の燃料にとても膨大なお金がかかっていると数字を聞いて思いました。
電気は足りているのに、
人間の手に負えない爆弾をビジネスにしてアホくさいなぁと思いましたが、
高レベル廃棄物の総量も1万7000t。
私たちの命に関係ないとは言えなくなりました。
昨日とてもビックリしたのが、核燃料輸送のことです。
輸送容器は安全規制で作っていて、大人数で訓練もしていると言ってましたが、
過去、1971年以降 7000回輸送していたそうです。
これは信じれれない回数です。
1971年米でトラック転げキャスク落ちる事故があった。
50年経って輸送するからガラス固化体は落として割れても空気中に飛び散らない
と言ってましたが、とても嘘っぽいです!
みなさんもご存知と思いますが、40年も前から原発システム、原発被曝労働者について
自身が動いて、実情を知った 樋口健二さんも1980年と81年の二度にわたり、
原発で使われる核燃料がどのようにして運ばれているのかを核燃料輸送部隊を追跡されました。
横須賀から島根原発までの道のりは906キロメートル・・・。
原発崩壊の本に写真があります。
それは異様な光景です。
沿道住民には何一つ知らせず、広報活動はゼロに等しい。輸送専用容器は800℃で30分耐える試験しかしていない。
高速道などで大事故にでも巻き込まれれば、放射能汚染が広がり、大惨事になる危険性が大きい。
昨日の意見交換会では、
50年経過してから核燃料運ぶから放射能は減っていると言っていました。
ガラス固化体が万が一割れても空気中に飛び散らないと堂々と話していました。
とても嘘らしいですね。
とにかく、危険なものに膨大なお金が動いていること思いました。
廃棄物の多さとそれを日本に埋めるところをまたビジネスにしてるところが恐ろしくて人間の手に負えないものをこれからも扱おうと出たゴミは日本のどこかに捨てればいい、捨てるところがなくなったら、お金を出して海外に引き取ってもらおうという責任のない考え方なんだと思いました。
やっぱりとにか原子力はやめなきゃいけないです!!
NO NUKES ASIA FORUM
では、新たに繋がりができる事を楽しみに、日本で実際に有効的に活動できるために 学びたいと思っています。
よろしくお願いします。
ヒロオカ アヤ
魚ずみちえこさんのFB投稿:
返信削除昨日使用済み核燃料最終処分地絞り込みに関する意見交流会に行きました。
やはり言えることは限られてるということです。
内容としてわかったことは
使用済み核燃料の再処理前払金ついて電力会社と、日本原燃との契約金は
2006年から1兆14億円
2013年末 4740億円
核燃料資産について
東電6億円 24から26年度
25から27年度
関電0.3億円
九電0.6億円
東北電 0.2億円
北電1億円
中電 1億円未満
再処理の過程で出てくる汚染廃棄物はどうするのか?
◯50から100mの深さ処分
○地層処分と一緒に300mより深い所に埋める
今、考えている
高レベル廃棄物をガラスで閉じ込めた、ガラス固化体
にしたものは
2006年から2013年で346本
2700億円
高レベル廃棄液
総重量1万7千トン
の中で、3376トンが再処理
東海は
1140トン
ガラス固化体247本済
残り76%廃液
廃棄物輸送について
安全確保してやっていると言ってましたが、
過去、1971年以降 7000回輸送
1971年米でトラック転げキャスク落ちる事故があった。
だいたい50年経って輸送する➡ガラス固化体は落として割れても空気中に飛び散らない
嘘っぽいですよね。
とにかく、危険なものに膨大なお金が動いていること思いました。
廃棄物の多さとそれを日本に埋めるところをまたビジネスにしてるところが恐ろしくて人間の手に負えないものをこれからも扱おうと出たゴミは日本のどこかに捨てればいい、捨てるところがなくなったら、お金を出して海外に引き取ってもらおうという責任のない考え方なんだと思いました。
放射能の有名なウランやトリウムなどは数十億年や数百億年かけて放射能が半分になります。
この地球で放射能を0にするまで多大な年数がかかります。
今いる子どもたちがおじいちゃん、おばあちゃんになっても放射能と暮らさなければいけない。
これが現実です。。
わかったことは原子力はとにかくやめなきゃいけない!!です