市民による国際連帯運動の拡がりを
-核の廃絶を目指して 全9シリーズ-
8月9日、台湾特別編
講師:陳 威志 (たん うぃち)さん
プロフィール:一橋大学 社会学研究科 博士課程在籍
この第四原発の闘いの映画は何度見ても感動させられます。第四原発の反対に命をかけて闘ってきた貢寮住民の記録映画なのですが、それはまた、政治に裏切られてき歴史でもあります。
この歴史を知ることによって台湾での20万人のデモ、そしてなによりもそのデモを主催した青年たちが政治に依拠することをせず、市民に訴えかける直接行動という「政治手段」でもって為政者の政策を変更しようとしてきた背景が見えてきます。
それは高度な「政治手段」であり、保守政党の国民党ではなく、民進党を支持することで政治を変えようとしてしてきた、これまでの運動のあり方にもはや追従しないという青年たちの決断の根拠になったのではないか思います。
会場は立ち席もでるほどで、台湾の運動の関する関心の高さを見る思いでした。日韓台の市民による国際連帯運動の必要性が徐々に理解されはじめているという兆しであればいいのですが。
8月31日は仙台での集会にこの映画の制作者であり、台湾の青年の運動の中心になってきているGCAAの共同代表、及び韓国からも国際連帯運動の提唱者たちが参加します。そしていよいよ、9月25-29日のNo Nukes Asia Forum 2014 in Taiwanに臨みます。ここではトルコ、モンゴル、韓国、インド、インドネシア、フィリピン、日本から参加します。これからのアジアにおける国際連帯運動の始まりです。参加希望者は早急に連絡ください。che.kawasaki@gmail.com
No
Nukes Asia Forum 2014 in Taiwan への参加者募集案内
日程:9月25-29日、その他オプションあり
参加費:米300ドル(約3万円強)宿泊、現地交通費、食事代含む
飛行機代金:格安の予約をします(今週末締切)2万5千円(変更有)
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