私のような一民間のおっさんでさえ、とっくの安倍政権の嘘と屁理屈の問題を指摘しています。
集団的自衛権の行使の背後にある問題とは何か
http://oklos-che.blogspot.com/2014/06/blog-post_13.html …
屁理屈と嘘で固めたもっともらしい安倍の話しが公明党の賛成でいよいよ憲法解釈で集団的自衛権の行使が具体化されそうです。しかし朝鮮半島の有事でアメリカ軍が日本人を船に載せる余裕はないのです。
朝日新聞のこの記事はそれでもまだ公明党が正式決定をしていないこの時期を選んだのでしょうか、全体の趨勢が決定した時期を選んだのでしょうか。政府が集団自衛権行使の必要な例を８つ公開したときに、どうしてそれが嘘と屁理屈だとわかりながら、そのことを全面的に批判する論陣を張らなかったのでしょうか？ここで書かれている内容は大変重要なことですが、今ここにいたるまで反論するのに時間をかけないと発表できないような内容ではありません。、知る人は知る内容です。
朝鮮半島の有事の際は、韓国の公海に入るには韓国政府の許可が必要で、それは今の日韓関係では承認されないという見通しから、法人の米艦救出の話しがでるのです。さんざん、韓国の朴大統領の偏狭さを安倍と一緒になって批判してきたマスコミは、今になってそのことには触れず、米艦に頼ることが当たり前であるかのように報じているのです。
朝日新聞は２面においても詳しく、安倍の嘘と屁理屈を批判しています。遅かりしとは言え、この事実を知ることは必要です。そもそも法人救出においては「自国の責任が原則」であり、米軍が頼れないことは日本側は十分に知っていながら、これまでマスコミを通して、嘘と屁理屈を並び立ててきたのです。一般市民もまた、ナショナリズムを前に立てられると事の善悪の判断が急速にできなくなります。日韓の良好の関係が、邦人救出の大前提なのです。
事実、朝日は、自衛隊内部の声として、朝鮮半島の有事の際に、邦人が帰国しなければならないような事態になったら、「その時は、日本も直接攻撃され、自衛隊が出動しているはずでだ。つまり集団自衛権で米国を助けるどころか、日本が自国の防衛に対応を迫られている状況になっている」だろうと報じています。その通りでしょう。
しかしその朝日がそれでも触れていない点があります。一体、誰が、朝鮮半島の有事の際に、米軍を攻撃するのかという点です。それは読者ともども暗黙の前提として北朝鮮を念頭に置いているようです。しかし沖縄の軍事基地に核兵器をもっている（であろう）米軍に攻撃をするということは、瞬間のうちに米軍反撃を受け国土が焦土に化すことは周知の事実です。本当に北朝鮮の指導者はそのような馬鹿げたことをすると日本の市民は信じているのでしょうか？
その答えは、列強は核軍縮を口にしながらも本気でなくす気はなく、かつ原発を「原子力の平和利用」の名目で、全世界的に原発輸出を進めているという事実と関係するのだと思います。原発は核兵器です。それをなくすことに反対する人たちは誰なのでしょうか？みなさんのご意見をお願いします。
2013年3月10日日曜日
二回目の朝鮮戦争はあるのか？外交関係は小説より奇なりー黒崎輝『核兵器と日米関係』を読んで、日朝関係の将来を予測する
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/03/blog-post_10.html
2013年4月11日木曜日
英国の大臣「日本の原発に不安ない」発言から、これからの市民運動の使命を考える
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/04/2013.html
0 件のコメント:
コメントを投稿