2012年6月18日月曜日

原発を輸出し、原発での利益拡大を公表した日立を糾弾します

日立製作所は一体、何を考えているのでしょうか。

企業は経済的な利益だけを考えるのではなくて、法人としての社会的な責任があるはずです。日立の株主は、原発で大儲けするという会社としての方針を発表してもそれを黙認するのでしょうか。組合は自分たちの給料さえ保障されれば、会社が何をして利益をだそうと構わないのでしょうか。

6月14日の共同通信によれば、「東京電力福島第一原発事故の対策支援や海外での原発発注の推進などで売り上げ増を見込んで」おり、CO2の排出量抑制や「新興国を中心に延びる電力需要への対応」をその理由にあげています。

しかしその輸出国の候補として名前があがっているリトアニアでは、65%の人が原発建設を支持しないという意思を表明しています。日立は会社の利益をあげるためであれば、
3・11を経験した後でも、海外の人が望んでいないにもかかわらず、その国の支配者たちからの要請ということで、原発を輸出するということなのでしょうか。


私たちは日立をはじめ、東芝、三菱という原発メーカの不買運動を本格的にはじめることを検討するべき時期にきたのではないかと考えます。

参考までに:「ビル・ゲイツと中国が新型原子炉の実験」の意味すること
http://www.oklos-che.com/2011/12/blog-post_1505.html

2 件のコメント:

  1. 家庭用小型原発の製造とセールスの話はどうなってます。
    TOSHIBAが受注者でした。つい先日、3.11の前、まで
    二酸化炭素削減に有効という売りで話をきいてtれます。
    二酸化炭素増加が気温上昇の原因ではなく、温度http://www.murata.co.jp/products/catalog/pdf/p11.pdf測定値も偽装された
    のは二酸化炭素取引商売を成り立たせるために考えられた巧妙な詐欺工作
    のようです。

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  2. 昨年、モンゴルの原発の(政府寄りの)第一人者の論文を読みましたが、彼が最も関心を示していたのが、この東芝の家庭用小型原発でした。しかし私には荒唐無稽な話にしか聞こえませんでしたが・・・

    同時に、安全は新型原子炉の実態を知りたいですね。そういう情報をお持ちなら教えてください。安全とは何か、ウランの採掘、使用済核燃料の処置、これを度外視して
    論じられていますね。

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