川崎のKMさんからの投稿です。心配していたことがはじまりました。石原慎太郎東京都知事が選挙中に思いついたかのように、「パチンコと自動販売機で合わせて1000万キロ・ワット近い電力が消費されている国は日本以外にない。こういう生活様式は改めたほうがいい」と発言し始めました。蓮舫節電啓発担当相と面会し、政府がコンビニエンスストアの深夜営業の制限などを定めた政令を制定するよう求めています。現在は非常時だということから、「首都圏独自の節電ルール」も作るそうです。
この発言に便乗したのか、刺激されたのか、日の丸を掲げる集団が、都内でパチンコ業界の節電を求める署名活動を始めていると言うのです。私は不謹慎ですが、ユッケ(牛肉の生肉)で4人が亡くなったことでその焼肉チェーン店のオーナーが謝罪会見を行うのを見て、彼が若い日本人のようなので、誰にも言えなかったのですが、安堵しました。「在日」ではないのかと危惧したのです。
日本では自粛とは暗黙の強制です。市民が自分の考えで自発的にライフスタイルを反省して、節電をするというのは納得です。しかし今が「非常時」だと現役政治家が発言し、パチンコ業界を名指しで節電の自粛を求めたというのは、私は思いつきでなく、「第三国人発言」以来の彼の確信的なものだという気がするのです。嫌な予感が脳裏を走ります。
そうでなくとも東北地方の悲惨な状況の中で、外国人への悪質なデマが出ていました。「がんばれ日本」の合唱はナショナリズムを掻き立て、偏狭な外国人差別の声が湧きあがるのではないかと私は心配してきました。しかし私はそのようなときこそ、民族・国籍を越えて、<協働>で日本社会の変革を唱えたいと思っています。
崔 勝久
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崔さんへ
24日のデモのあと木瀬さんたちと新橋の居酒屋さんで交流会をしました。いろんな場で顔をあわせてはいましたが、親しく話したのは初めてでした。7日の会でより多くの人とつながっていきたいですね。渋谷で当日大きなデモもあるようですが・・・。
昨日渋谷へ「10万年後の安全」というフィンランドの映画を観て来ましたが帰りに、渋谷駅で日の丸をたて「パチンコ業界の節電」を訴える署名活動に会いました。なぜパチンコ業界なのか疑問を持つべきだと思うのですが、節電といえばなんでも署名する人のよさそうなおばさんが署名していました。「なぜパチンコ業界だけなのですか」と質問しようかと思いましたが、異様な絶叫にびびって通りすぎました。彼らはこういう活動もしているのですね。
川崎のKM
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