2011年5月16日月曜日

投稿:朴鐘碩の日立定年と原発問題に対する感想(3通)

川崎に被災地から帰り2日経ち、疲労も取れ始めました。みっともない話ですね。しかしまた現地に行こうと思っています。

私のメール通信で、被災地でのボランティア活動、日立闘争当該の朴鐘碩の日立定年、脱原発について情報発信しとところ、3通のメールをいただきました。このように真剣にメール通信を読んで下さっているのかと思うと勇気がでます。

崔 勝久

東北の被災地ボランティア活動によくぞゆかれましたね。わたしは気持ちはあったのですが高齢のため断念しました。
朴さんが定年退職とか、是非学び(いや彼にしか出来ない歩みをまとめ、学問的に検証して欲しいのです。)、その集積をfeedbackして欲しいのです。できれば、『在日学会』ができ、学問的に検証して欲しいですね。
坂内宗男


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崔勝久さま、

お身体のお具合はいかがでしょうか。大地震以来ずっとメールを差し上げようと思ながら、混乱が重なり、長い間ご無沙汰してしまい、誠に申し訳ありません。塩釜にボランティアに行かれていたのですね。いつも崔さまの行動力に敬服の念を抱いてやみません。どうか一日も早くご体調が回復なされますよう、お祈りしております。

震災直後の排外主義、ナショナリズムの高まりに強い危機感をもち、ずっとメール差し上げようと思いながら、こうして遅くなってしまい申し訳ありません。余震や原発問題が続く大変な状況にもかわらず、いつも力強い、重要なメッセージを発信してくださり、そのお言葉に、一読者としてどれだけ励ましを頂いているかわかりまん。以前頂いたメールで、原発が反環境、平和の形骸化、差別の拡大を象徴し、そゆえに戦後日本のあり方を根底から問い直すものだとおっしゃっていましたが、本通にその通りですね。。。



歴史の転換点を生きる者の一人として、脱原発・反原発に向けて、人種・民族、階級、性差別との闘いに向けて、今自分に何ができるのかを、一住民として、一教員として、考えていきたいと思っております。これからもどうかいろいろとお教え頂きたく、よろしくお願いいたします。

朴鐘碩氏が定年を迎えられるのですね。日立闘争から多くを学ばせて頂いている者の一人として、胸がいっぱいになります。民団新聞の記事をお送りくださり、ありがとうございました。

どうか一日も早くご体調がよくなられますよう、お祈り申し上げます。

横浜在住のKTさんから

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崔さん


1週間近くに及ぶ、災害地救援ボランテア活動、真にご苦労様でした。

奉仕活動のあいまに取材された、被災写真・レポートを拝見、被災地皆様の、今も、そして之からも、暮らしの難渋が偲ばれました。

又一方で、戦災の惨禍を知る、戦中派世代の者として、平和の有り難さを噛みしめました。戦争は、どんな戦災の被害・損害の苛酷に遭っても、何処からも、一人のボランテアも参りません、食べる・住む、すべて自己の個人才覚で、切り抜けなければならない、毎日が地獄です。

平和なればこそ、思想・信条・宗教を超え、何万人の善意の市民が駆けつけ、手を差し伸べる事が出来、平和の有り難さを改めて実感です。この度のボランテア活動本当にご苦労様でした。そして有り難う御座いました。

以 上   塚 本

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