2011年5月8日日曜日

「脱原発 川崎市民」の集いに38名もの人が集まりました

昨日、登戸の「ぐらす・かわさき」で「脱原発 川崎市民」の第一回目の集まりがありました。代表者も事務局もなく、口コミだけで38名(内、女性27名)もの人が集まりました。やはり多くの人が関心をもち、何をやらなければという気持ちになっているのですね。


参加者一人一人の自己紹介があり、どのような気持で参加したのかの説明がありました。東京電力の株主になって要求・勧告をしているという方もいらっしゃいましたが、全員、何らかの形で地域での運動に関わっていらっしゃるようでした。

全員の話が終わったあと、川崎に来ている被災者が安心して住めるような住居を提供するにはどうするか(文科省の方針がなければ埒があかない)、子どもの「疎開」をどう思うのか(子どもが親と離れるのはよくない、被災地から来ている人たちにはコミュニティがあり、個別行動をとるのはむつかしいなど)、川崎の放射線はどうか、また川崎市長が福島のゴミを放射線検査をして問題がないものを引き取ると記者会見をしたが、それをどう思うのかという話がだされました。

最後に今後のことの話になり、継続して学習会をしていくことがまず決まりました。第一回目としては、浜岡原発運動を地元で関わっていらした内藤新吾牧師(「原子力行政を問い直す宗教者の会」事務局)を6月25日(土)にお呼びすることになりました。場所は未定です。なお、連絡係として「ぐらす・かわさき」の塩沢さんと私が決まりました。

なお、5月15日(日)午後2時より、原子力資料情報室の伴英幸さんの講演「福島原発事故は何をもたらしたのか」があります(場所はJR溝の口、「すくらむ21」、主催は「自治市民・かわさき」)。6月11日は、「6・11脱原発 100万人アクションの実現を」があります。いろんな団体が協力してやれそうでうれしい話です。「脱原発 川崎市民」は今回は、東京のデモに結集します。

なお私は、原発運動は市民の被害者意識から出発しているように見えるが、日本企業は原発を輸出する世界のベスト3であり、日本がアジアへの加害者になっているという歴史的なつながりをしっかりと見る必要があるということ、日本でよくないものを海外に売って儲けようというのはやめさせなければならない、と話しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿