2010年7月8日木曜日

仙谷長官に期待―中韓の戦後処理「改めて決着を」(朝日新聞)

今朝の朝日で、仙谷由人官房長官が7日、都内で講演をして、中国や韓国などとの戦後処理問題について「ひとつずつ、あるいは全体的にも、改めてどこかで決着し、日本のポジションを明らかにする必要がある」と述べたそうです。

新聞報道では、朝鮮人や中国人の強制連行、遺骨収集、在韓被爆者、朝鮮総督府時代に日本に持ち帰った財産の他、日韓基本条約の「改善」にまで踏み込んだようです。従軍「慰安婦」問題については報道されていませんが、彼にその点に関する問題意識がないということは絶対にないでしょう。問題はむしろ、これまでの運動側がどのように再組織をして、
「慰安婦」問題の具体的な提案をするのかということではないでしょうか。

私は6月5日のブログに、「拝啓、仙谷官房長官へ」を書き、期待を述べました。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2010/06/blog-post.html

改めて、仙谷さんへの期待を表明します。根拠は何もないと言えばないのですが、彼からのメールにあった、日立就職差別裁判の闘いで学んだ、これだけは譲れない<モチーフ>に期待するからです。11日の選挙結果、9月の党代表選などマスコミで民主党の内部に関していろんな情報がながれるでしょうが、仙谷さんはどのような対応をするのでしょうか。

>先日民団婦人会の研修会に出席する機会がり、40年前の日立就職
>差別裁判の闘いの一端で学んだ私のモチーフなどを話しました。
>だれがなんと言おうとこれだけは譲れない私の精神的財産です。

0 件のコメント:

コメントを投稿