2010年6月5日土曜日

拝啓、仙谷官房長官へ

みなさんへ

お変わりございませんか。このところ、依頼された原稿に没頭し、
ブログはさぼっていました。元気です。ご心配なく。

さて、菅首相の誕生でマスコミは沸いています。仙谷由人さんが
官房長官になられることはほぼ決定のようです。実は昨年、7月、
川崎の市長選のとき、阿部現市長が民主党から出るか出ないか状況が
見えないときがあり、私は仙谷さんにメールをしたことがありました。

その時の仙谷さんからのメールの一部に以下のような一文がありました。
仙谷さんは日立闘争の時の弁護士で、私たちはわいわいやりながら
勝利の美酒を一緒に味わった仲です。

仙>先日民団婦人会の研修会に出席する機会があり、40年前の日立就職
>差別裁判の闘いの一端で学んだ私のモチーフなどを話しました。
>だれがなんと言おうとこれだけは譲れない私の精神的財産です。

以下は、仙谷さんに官房長官就任を祝う架空のメールです。

崔 勝久

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仙谷さん、官房長官内定、おめでとうございます。

お体の方はすっかりいいのでしょうか。

菅さんが首相になり、仙谷さんがその女房役として官房長官に
なられるとは、本当に政治の世界はわからないものです。
それとも私たちにはわからないところで、鳩山首相ではもたず、
次は自分になると菅さんは思っていたのかも知れませんね(笑い)。

このコンビ、戦後の日本の政治で私はもっとも期待し、信頼できる
政府だと思います。従軍慰安婦の問題も、「在日」の問題も、
今までの誰よりもしっかりと受けとめ、具体的な一歩を先に
進められると確信します。なかなか政治の政界、理想論では
うまくいかないことが多いでしょうが、この間、多くのことを
学ばれたと思います。

私も朴鐘碩も意気軒昂です。
昨年の7月、川崎の市長選のときは、民主党は連合と一緒になれず、
現市長がそのまま当選することになりましたが、4年後はどうなり
ますか。誰が出ようと、私たちは地域に最も必要な、具体的な政策
を提案するつもりです。

私たちは「在日」として、川崎に固執し、「多文化共生」や「共生」
という言葉に踊らされず、住民が中心となっていく住民自治の在り方、
仕組みを模索したいと考えています。国籍にかかわらず、住民参加
できる途を探りたいと考えています。

想像を絶する多忙な生活を余議なくされることでしょう。
くれぐれもお体には注意し、ご活躍ください。

2年後、朴鐘碩の定年退職のときには是非、お会いしたいですね。
お元気で。

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