2009年9月10日木曜日

川崎市長選 民主、3氏面接へ(朝日9月10日)

川崎市長選 民主、3氏面接へ(朝日9月10日)

朝日は、「週明けにも結論」という見出しです。
3名というのは、言わずと知れた民主にすり寄り、これまでの盟友の自公を切り捨てた阿部現市長と、県議の若手・イケメンの福田紀彦(37)と、もう一人30代の男性ということです。

県連は協議会(民主党川崎市総支部協議会)の意向を受けて県連が決定するということですので、実質的には、協議会が誰を選ぶかで決定されるということになります。

協議会は25名(市議18名、その他県議、と国会議員)の構成で、今回福田県議が当事者になったので、24名が民主党の候補者を決定することになります。どういう風に決めるのでしょうね、多数決、それも挙手か投票か、これは不明です。

市議団では圧倒的に(出席者16名中14名が)阿部を下ろすべきだということであったのに、今は情勢はまったく五分五分ということのようです。どうしてでしょうね、計算が合わないですね。

それは連合・市職労幹部が阿部擁立に必死になって、個別に各議員を「説得」しているからだと思われます。まったくなんというおふざけでござりましょう。市職労は、仲間がこの8年間で28名が自殺し、184名が精神的な病(不調)による長期療養者であるということをどう思っているのでしょうか。

阿部支持で、市職労はどんなメリットがあるのでしょうか。恐らく、職場と賃金の確保を
阿部に約束させようということでしょうが、これはありえません。国は一定の率での職員の削減を決めているので、ある意味では誰が市長になっても、職員削減は避けられないのです。ちなみに同じ140万人という人口なのに、正規職員数は京都が9433人で、川崎は14247人です。勿論、減らせばいいということではありません。しかし組合は、自分たちの権利だけ守られればいいというのであれば、市民感情からは完全に遊離しています。

いずれにして、週明けには協議会はだれを民主党推薦候補にするのか決定します。改めて、市議・県議・国会議員の見識に注目しましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿