2009年9月9日水曜日

川崎市長選選、阿部を含む複数が民主県連に応募

いよいよ秋らしくなってきました。
みなさん、風邪など引かぬようご注意ください。

神奈川新聞は今朝の一面トップで、「川崎市長選 福田県議が浮上」とスクープしました。朝日は、複数の県議の応募しているらしいと伝えています。

阿部一人が県連に応募したとなると結局、今日の午後5時締め切りなので、このままでは阿部の不戦勝勝ちになると憂慮して、昨日深夜まで、これまで私たちが立候補を説得してきた人物を、県連に推薦するかたちで登録しようとどたばた劇を演じてきたのですが、今朝のスクープですべての行動をストップしました。

擁立を願った人物が、最終決断しなかったこともあったのですが、私たち市民から候補者を立てるということは断念しました。この福田なる人物と民主単独の推薦を願い応募した阿部のどちらが選ばれるかという勝負になりました。

福田県議とは、新聞報道によると、「川崎市出身で米ファーマン大卒業。松沢成文知事の衆議院時代の公設秘書を経て、2003年の県議選で初当選」とのことです。道州制に賛同していることからして、松沢知事と同じ、ネオりべ派の民主党員というところでしょうか。HPを見るに、39歳のイケメンで、選挙で勝つには、「民主党で、若く、イケメンであればいい」とのたまわった民主党幹部の言葉通りの人物ということです。

さて、これで川崎の連合、市職労が推薦を決定した阿部と福田県議のどちらを県連は選ぶのか(複数者の応募とあったので、これ以外の可能性もないことはないようですが、恐らくはこの勝負が本命)、ということになる模様です。最終的には、県連が選んだ人物(阿部か福田)と、岡本一(共産党推薦)候補の一騎打ちになるのでしょう。

昨夜、岡本一候補の決起集会に出席し、彼の公約を確認しました。市民の生活擁護を第一に掲げ、30万人弱の獲得を目指しているようです(勿論、これだけとれれば当選です)。これまでは110万人の40%以下の投票率で、25万票以下でも当選してきたのですが、今回は国政選挙の熱が残っていれば選挙する人も増え、30万票があればと選対は考えたのでしょう。ちなみに前回岡本候補は14万票をとっています。共産党の基礎票6万にどれだけの浮動票をとれるのかが鍵です。

一方、民主は、阿部の場合、これまで彼を押してきた公明と自民を切ってでも民主単独推薦を申し入れたので、結局、公明党の基礎票8万5000と、自民8万(?)の多くを失うことになり、福田県議も民主単独では浮動票を頼りにしないと民主単独では、共産党と同じくらいの基礎票しかないと思われます。

まず、民主県連で、阿部が落ちることが一番望ましいのですが、いずれにしても、民主対共産という構図の中でどちらが選ばれるかですが、私たちとすれば、私たちの要望を両候補者に提示して、どちらが要望に応えてくれるのかによってどちらを推すかを決めるということになります。二人を呼んで、公開の討論会をやってもいいですね(阿部が落ちた場合、阿部三選阻止の1000名集会を公開討論に切り替えることになりますね)。

国籍条項の完全撤廃(岡本候補は承諾)、行政単位を小さくする地方自治のあり方の模索(条例で外国人の政治参加を認め、選挙権・被選挙権を認める)、南高校跡地の問題(アスベストと大型ショッピングセンター建設)、地下鉄建設に反対(ミニバス網の整備)、これらの点を昨日、岡本候補にはメールで提示しています。

後は民主ですね。阿部は問題外。問題は福田紀彦なる人物です。さて、川崎以外に住む方には情報がいかないと思いますので、情報が入り次第、報告します。

崔 勝久SK Choi

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