OCHLOS(オクロス)は民衆を意味する古代ギリシャ語です。私は民衆の視点から地域社会のあり方を模索します。すべての住民が一緒になってよりよい地域社会を求めれば、平和で民衆が安心して生き延びていく環境になっていくのでしょうか。住民は国籍や民族、性の違い、障がいの有る無しが問われず、貧困と将来の社会生活に絶望しないで生きていけるでしょうか。形骸化した戦後の平和と民主主義、経済優先で壊された自然、差別・格差の拡大、原発体制はこれらの象徴に他なりません。私たちは住民が中心となって、それを憂いのない地域社会へと変革していきたいのです。そのことが各国の民衆の連帯と東アジアの平和に直結する道だと確信します。
2009年9月3日木曜日
浦和青年の家跡地からアスベストー川崎と全くケースなのに・・・
浦和青年の家跡地のアスベスト砕石除去作業の様子=さいたま市浦和区(浦和青年の家跡地利用を考える会提供)
(http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090902/stm0909021844014-n1.htm
この件は、川崎の南高校の件と酷似しているので、報告します。県の所有である「浦和青年の家」が日本赤十字社に売却され、アスベストが含有されていると思われるものは全て除去したということでしたが、解体した跡地の中から再生砕石を採集して、専門の検査機関に分析を依頼したところ、「1-10%のアスベストが含まれていることが判明した」のです。
しかも写真にあるように、作業員は手作業で処理をし、まったく無防備な体制で作業をしており、そのことに抗議した市民団体の抗議によって、県は日赤と協議して、「建設工事の一時中断を決めた」ということです。
これは川崎の場合とほぼ同じ事態であるにも拘わらず、川崎の場合はアスベストはないと言い張り、ここまで何の処置もなされて来なかったのが、住民の不安が的中し、やっぱり瓦礫の中にアスベストが発見されたのです。
さあ、ここで川崎市は誠実な対応をするのか、アスベストは県がないと言っているからないと言い張るのか、市長選を前にして市長の決断が問われるところです。
いずれにしてもアスベストの怖さに対する行政、業者それに一般市民の無知、無関心は早急に対応しなければならないように痛感します。この件は、今後の建物の解体の在り方に大きな影響を与えるものと思います。
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