2009年8月23日日曜日

阿部現市長と市職労委員長との政策協定締結について

川崎の市職労のK君からのメールを転送します。
添付資料は阿部現市長(市長候補者)と市職労委員長との、中身のない政策協定です。市職労は連合に属する大きな組合で、その組合が大会で阿部推薦を決定する前に、政策協定を締結したそうです。それは何を意味するのでしょうか?

阿部市政の与党は、自公民です。市職労が阿部と政策協定を結んだということは、民主党が自公と対決し政権交代が具体化しつつある現在、また、千葉や横浜では、民主党は自公と対決し勝っている以上、
阿部は自公の推薦を受けず、「民主寄り」の無所属で3選を目指すのだと思われます。阿部も市職労も、そして川崎の民主党も節操がない、ということですね、まったく。

さてさて、ここで川崎の民主党の推薦を受けて立候補をすると表明する「勇気ある」人物が出てくるのでしょうか。市職労本部の意向に楯ついても立ち上がる人物が現れれば、まだどうなるかわからないでしょう。
本部の決定に逆らって市の職員もその人物を推す人が多いということも予想されます。現に千葉では地区連合の推薦人物とは別に、民主党本部が推薦する若手が当選しました。

一にも二にも、「勇気ある」人物が現れるかどうかですね!そんな人物が現れれば、千葉と同じような形にしたいものです。

崔 勝久

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阿部候補と市職労委員長が「協定書」を締結!

市職労本部は7月29日の中央委員会で、「市長選への阿部推薦」を提案しましたが、各中央委員からの「異議」で、「その正式決定は9月大会」となったのでした。8月19日中央委員会では、それをさらに既成のものにしようと、政策協定書の締結を出してきました。(添付のとおりです。)

しかし、当然にも、こうしたやり方には大きな疑義があります。なぜ「推薦決定」しないのに「協定」を結ぶのか?
その上で、この「協定書」自体が、ずべてが抽象論にすぎず、あとから「どうにでも言えるもの」にほかなりません。というより、労組の手足を自ら縛っています。さらに、それぞれの項目について、従来はどうであったのか?!
すべてがこの項目と正反対ではないのか?

どこが「市民本位の自治のまちづくり」か?!

例えば Ⅰ 「1 人権と平和の市政」だって?    「有事法制の成立」に、阿部市長は「意義あること」と市議会で発言したのをどう考えるか?
「国家は戦争をする時の単位」「国家を統治するような支配の権利については厳格に考える」という発言をどうするのか?

「2 多様性と個性の尊重?」      「外国籍市民は準会員」とし、また外国籍職員の任用制限を増やした のをどう総括するのか?

「3 資源循環。環境保全?」      「住民に粉塵を撒き散らす工事を強行」

「4 高齢者、障害者の安心?」     「高齢者無料パスを撤回福祉施設の民営化」

「5 子育て支援?」           「保育園の民営化とその破産」

Ⅱ 「1 2 行財政改革?」     「民営化と効率化のみの改悪」
「欠員職場の増大、メンタル不全職員(自殺者まで)の増大」
「3 地方公営企業」       「地下鉄建設の強行」「市営バスの撤退、民営に」
「4 公的責任?」        「民営化を強行推進しただけではないか」 労組が「改革に取り組む」と約束してしまって、どうするのか?!
「5 職員の採用?」
「4年前に現業職採用再開を『約束』して、「市職労の阿部推薦」を強行決定させながら、昨年やっと現業を採用したものの、採用のハードルを高くしておいて、採用者は結局4人だけだった」

Ⅲ 「1 労使関係?」         「行政施策の円滑な執行に向けた労使関係」という言い方はマチガイ! 労使関係は行政施策のためのものではない!
「2 職員総参加の市政?」   「市職員は働かない」とタウンミーティングで言っていた 「阿部の思想で働け ということか?!」

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