投票日を明日に控え、マスコミはヒートアップしていますね。川崎の市長選は10月25日なのですが、阿部現市長は3選のために必死で動いているようです。
まず、自民党川崎市連は、「6日までに、10月の川崎市長選に3選出馬を表明している阿部孝夫市長と政策協定を結び、支援する方針を固めた」(神奈川新聞8月6日)そうです。公明党もその決定に従うのでしょうね。
一方、民主党支援組織の中核とも言うべき連合、そのまた中核の川崎市職員労働組合(市職労)委員長は阿部と政策協定を11日に締結しました。民主党の市議団は、31日に急遽、阿部三選に向けて話し合いをするそうです。反対議員のいる中、強行突破するのでしょうか。
いずれにしてもこれまで阿部を支えてきた自公民は、この市長選でも阿部支持に向かおうとしています。阿部も必死のようですね!
しかしこれは国政で自公と闘おうとしている民主党本体の方針とは明らかに逆方向です。自公民で首長を共同で推す地方選挙はありません。どうして、川崎だけ?
これは阿部がそれだけ優秀だからでしょうか、川崎の自公民議員の利益が一致しているので、改めて民主党も自公と対立する必要はないと判断しているのでしょうか。あるいは何か裏取引があるのでしょうか。市職労と阿部との政策協定は、なんかぷんぷん臭いますね。
しかし民主党は、地下鉄に関しては住民投票にかけることを掲げてきました。阿部はそれに反発し、アンケート調査さえ必要なし、断固推進するという決意です。どこで一致するんでしょうかね。
しかし、市職労は阿部と政策協定を結び、民主が阿部を推す先がけの役割を果たしたのはなぜでしょうか。明日、民主党の市議団も市職労の決定(意向)を受け、同じ阿部支持の結論がだすのでしょうか?
川崎だけが自公民で阿部三選という愚かな決定をするのか、みどころです。
崔 勝久
SK Choi
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