2009年5月5日火曜日

河村たかしの危険性について

お早うございます。

私は昨日、プリントアウトしておいた「河村ビジョン」を通読しました。その改革の内容は期待したいという点が数多くありました。殊に、「議員ボランティア化」と社会保障の項目中で「中間搾取王国である現在の社会保障」という文言に注目しました。後者の場合「現在の社会保障」という限定範囲は取り除くべきでしょう。日本全体が「中間搾取構造」で成立しているのですから。

「ボランティア議会という構想」も楽しいのですが、彼の「外国人参政権には反対」という外交・安全保障での言明には疑問を抱きます。かれは最後に自分のプロフィールで、「昭和23年名古屋市生まれの尾張藩士末裔」と書いています。この自意識は何でしょう。国粋主義を孕んだもので、非常な危険思想が意識下に存在していると考えるべきでしょう。

日本全国に11,000存在する中学校の構成範囲での地域議会という発想は「区民議会」をさらに細分化し、住民の政治参加への意識向上に適う企画だとは思うのですが。思想の根源にあるものが、私には危険さを感じさせられました。

              09・05・05      望月

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