2009年5月4日月曜日

連休閑話ー暇つぶしに読んだ本、河村たかし伝

河村たかし伝、言及せずに終わらせようとしたのですが、
やっぱり、良心が疼きます。

河村たかし『おい河村、おみゃあ、いつになったら総理に
なるんだ』 (KKロングセラーズ)
私の感想を読んで河村たかしの本を買う人がいるかも
知れないので、一言。

彼は危険人物です。熱血漢で、正義感の強い男で
あるということは認めましょう。10%の減税、「地方委員会」
の設立、これは公約ですから推移を見るしかありません。
(http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/04/blog-post_27.html)

彼は本の最後で、南京の虐殺を否認し、靖国神社への首相参拝を
肯定します。そしていつまで中国に謝罪するのかと、自民の右翼
顔負けの論陣を張っているのです。団塊の世代で「左翼教育」を
受けたことから、いろんな価値観(歴史観)を生徒に教えてほしい
というところはまあ、黙認しても、自分の親父が南京事件の後、
南京の中国人からよくしてもらったから、虐殺はなかった、
あれは「南京政府の人間が「宣伝」したプロパガンダという
可能性もある」とまで書いています。(河村はそんな男です)

河村は、住民自治の在り方として、外国人の政治参加を
認め、「当然の法理」を否定して外国籍公務員への差別を
なくす(国籍条項の撤廃)宣言をするでしょうか、まあ、
やらないですね、どうでしょうか。

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崔 勝久

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