2009年4月6日月曜日

追加「講演」のお知らせー川崎市の財政について

みなさんへ

4月4日、沼尾さんから「地方自治体の財政」について講演をしていただきました。普通であればおそらく3回分のお話を、約2時間で、お話いただきました。国の財政状態と方針がどのように地方自治体の財政に影響を与えているのか、大変、詳しい説明でした。

参加者のみなさんは、そうか、それほど国の方針が地方自治体の財政に影響するのか(足かせになっているのか)、よく理解されたと思います。沼尾さんには厚かましいお願いであったのですが、それでは川崎の財政はどのようになっているのか、公にされた予算案などの資料から何が読み取れるのか、追加の「講演」をお願いして解説していただくことになりました。いい、悪いではなく、「客観的・学問的」なお話を伺います。

国の方針があっても、それがすべてでなく、地方自治体の財政状態の上で独自の政策をだすことは可能だという御説明で、正直、ちょっと安心した次第です。

沼尾さんには大変お忙しいところ、特別に時間をとっていただき、感謝です。
参加を希望される方は事前に連絡をお願いいたします。

学習会の内容:川崎市の予算・決算の読み方

・日時:4月25日(土) 午後15時30分(時間厳守)
・場所:日本キリスト教団 川崎教会(JR川崎駅 徒歩10分)

http://local.yaho・o.co.jp/detail/spot/4db38d1c288dae0cfcb2a6aff818e3d7/

・講師の紹介
沼尾 波子さん(川崎市の税財政懇談会委員)
日本大学経済学部教授。
慶応大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。
慶応大学経済学部助手、(財)東京都政調査会研究員を
経て、2008年より現職。専門は財政学・地方財政論。
著書(共著)に『公私分担と公共政策』(日本経済評論社、2008年)、『苦悩する農山村の財政学』(公人社、
2008年)、『ケアを支えるしくみ』(岩波書店、2008年)、
『希望の社会保障改革』(旬報社、2008年)


主催 住民参加の市政をつくる川崎市民の会

次回学習会御案内
●5月30日(土) 小原隆治(成蹊大学教授) 
 住民参加の地方自治についてー具体的な変革の可能性
●6月6日(土)  斎藤純一(早稲田大学教授)
 民主的な公共性に向けてー開かれた地域社会の可能性

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