2008年11月24日月曜日

川崎の民間保育園の倒産の意味すること

みなさんへ

川崎市の職員から私に送られてきたメールで、倒産した民間保育園に 莫大な援助金が支払われていたという事実を知りました。

これを無駄遣いという観点から記されていますが、この事件は新自由主義政策に基づいた政策によるもので、本来、行政が責任をもつべき保育行政について、規制緩和 によって、民営・民間に保育園を経営させていたがゆえに、起こるべきして起った 事故です。神戸大学の二宮教授が行政の責任放棄によってどのような事態が起こるのは多くの著書で指摘されていましたが、まさにそのとおりのことが起こったようです。

川崎市政に変革を 住民が主人公ー阿部三選阻止を

崔 勝久
SK Choi
skchoi777@gmail.com携帯:090-4067-9352

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川崎市の職員からのメール

市職労の仲間のみなさん。
保育園の民営化の実態として以下のことが雑誌「AERA」に掲載されていたということ。 これが、阿部行革の正体の一つなのでしょうか。この件でもっと詳細な事情をご存知の方、 お知らせください。

首都圏を中心に29か所の保育園や学童保育所を経営していたエムケイグループが、経営難を理由に 突然11月から全園を閉鎖した問題を取り上げた記事でした。

「泣きながら家に電話して、帰宅していた夫を呼び出した。夫はすぐに車でかけつけて事情を聞き、 園内から運び出した子どもの着替えなどを憮然とした表情で車に詰め込んでいた。」・・・ ~2歳の子どもを認可保育園「上小田中スマイル保育園」に預けていた川崎市高津区の会社員女性(36)~【AERA】

また、「溝口スマイル保育園」も・・・・
そのエムケイグループに対して川崎市は、約1億1200万円の補助金を支払っていたとのこと。 民間に任せてコストを削減したつもりが、短期間で撤退されたため、1億円もの税金がムダになったことになります。

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