2020年11月8日日曜日

故西川長夫さんを想いて

横浜国大の加藤千香子教授からのメッセージで、故西川長夫さんが「最期の研究会で、崔さんのことを、「ヴァナキュラー・コスモポリタニズム」(地域に根差した世界市民主義)と表現されておられました。」ということを知りました。 実にありがたいお言葉です。これは今の私のことを表現されたというより、私の活動と指向性をご覧になっての、そういう方向で進みなさいというメッセージだとありがたく受け取ります。 在日のアイデンティティを模索していた私にとって、西川さんの定義なさった「国民国家」と「植民地主義」はまさにそのキーワードで私の悩みを突破する視座をあたえてくださったと感謝しています。拙著は是非、故西川長夫さんに読んでいただきたかったものです。ご冥福を祈ります。

原発メーカー訴訟の歴史的、思想的な意義についてー西川長夫の「新植民地主義」論との関わりから https://oklos-che.blogspot.com/2015/07/blog-post.html

いま、どうして植民地主義を論じるのか(1)―私の問題意識 http://oklos-che.blogspot.com/2016/10/blog-post_6.html

いま、どうして植民地主義を論じるのか(2)ー西川長夫の「植民地主義の再発見」 http://oklos-che.blogspot.com/2016/10/blog-post_54.html

いま、どうして植民地主義を論じるのか(3)ー西川長夫の<新>植民地主義論について https://oklos-che.blogspot.com/2016/10/blog-post_34.html

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