2015年10月18日日曜日

原発メーカー訴訟・「本人訴訟団」準備書面の学習会のご案内

10月28日、10時から、東京地裁で原発メーカー訴訟の第二回目の口頭弁論が行われ、その後、12時半から東京地裁2階の記者クラブで、記者会見が行われます。

島弁護団たちの訴状に基づく主張は、福島の事故の原因を原賠法の原子力事業者(=東電)の責任集中の原則」のために原発メーカーは免罪になっており、ここに諸悪の根源があると主張し、原賠法の違憲論を主に主張するのですが、一方、私たち、原発メーカー訴訟の会・本人訴訟団は裁判を始めた原告の立場から、原発メーカーが結んだ原発建設や輸出の契約そのものが民法の「公序良俗」に反するということを主な主張としてます。


東京地方裁判所 司法記者クラブ 御中
記者会見の要請

日時 2015年10月28日(水)12:30~、場所 東京地方裁判所 司法記者クラブ

【趣旨】
 第2回口頭弁論は、10月28日(水)10:00~東京地裁103号法廷で開かれます。「本人訴訟団」は、賠償金額の増額と「原発メ-カ-の責任を問う」新たな法的根拠を示した準備書面と、日立製作所勤務の原告・朴鐘碩の陳述書を裁判所に提出し、原発メーカーの原発建設及び輸出そのものが不法行為であると主張します。10月28日当日、口頭弁論を終えて、上記の時間帯で記者会見を行いますので、よろしくお願いします。

「原発メ-カ-訴訟」第1回口頭弁論はさる8月28日(金)に開かれました。しかし弁護団は、弁護団の主導に従わないという理由で、世界で初めて原発メーカーの責任を問う本件訴訟を提起し、世界40ヶ国から約4000人の原告を集めた「原発メ-カ-訴訟の会」の崔勝久前事務局長、朴鐘碩現事務局長との委任契約の解除をしたため、二人の原告は、本人訴訟としてメーカー訴訟を続けていくことにいたしました。

 私たちは志を一つにする原告と「原発メーカー訴訟の会・本人訴訟団」を結成し、選定当事者制度を活用した新たな「選定者」を内外から広く募集して、「代理人」の役割をする7名の「選定当事者」が中心となってこの原発メーカーGE、日立、東芝の責任を法廷で明らかにしていきます。原告自らが原発メーカーの責任を問う「本人訴訟団」の主張と今後の内外での活動にご注目ください。

呼びかけ人
朴鐘碩(原発メ-カ-訴訟の会事務局長・日立製作所勤務)
李大洙牧師(韓国・アジア平和市民ネットワ-ク代表)
本田哲郎神父(釜ヶ崎反失業連絡会共同代表)
木村公一牧師(福岡国際基督教会)
登家勝也(横浜長老教会牧師)
熊本一規(明治学院大学教授)
崔勝久、伊藤明彦他各地の「選定当事者」
その他、「本人訴訟団」の「選定者」及び原告一同

「原発メ-カ訴訟の会」事務局長 朴鐘碩(原発メ-カ・日立製作所勤務)
連絡先(崔)email:che.kwsk@gmail.com、携帯番号:090-4067-9352


原発メーカー訴訟・「本人訴訟団」準備書面の学習会が持たれます。
http://oklos-che.blogspot.jp/2015/10/blog-post_18.html

発題者、意見の発表者は以下の方々です。
発題者
  吉井英勝氏(元国会議員)―日米原子力協定による米GEの免責解除
  熊本一規氏(明治学院大学)―原賠法の責任集中制度の実質崩壊
  崔勝久氏(前事務局長)―準備書面の解説
意見発表者
  木村公一氏(福岡国際キリスト教会)―本人訴訟の意義について
  登家勝也氏(横浜長老教会)―原発メーカー訴訟の意義について
  金信明氏(選定当事者)―「選定者」申し込みについて
  李大洙氏(韓国・アジア平和市民ネットワ-ク代表)―韓国の反原発運動




            
原発メ-カ訴訟の会・事務局長 朴鐘碩
連絡担当(崔) che.kwsk@gmail.com, 090-4067-9352

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