2013年9月1日日曜日

韓国から届いた「原発メーカー訴訟」への支持と連帯のメッセージ

福島事故原発製造者 世界1万人訴訟への支持と参加のメッセージ

福島原発事故以後、日本各地で展開されている脱原発市民運動は、この21世紀に人類が脱核社会へと向かう重要な過程として理解しています。この運動に支持と激励を送り、さらに製造者訴訟に参加して下記の意向を明らかにします。

1.今年6月、脱核アジア平和のために韓国の全原発地域を共に訪問し、対話し、交流した韓日(日韓)市民たちの活動を誇りに思います。このことを通じて、今こそ原発製造者を対象とする訴訟にも力を合わせ、共同対応することが必要だという点を確認しました。

2.福島原発製造者である東芝・日立・GEの責任を問う訴訟は、この間、原発を拡散することに重要な役割をしてきた核産業界全体の責任を問うことであり、無責任な核発電を止めさせるための活動であることを確信します。

3.原発製造者の責任を問う韓国市民訴訟団は、NNAAの訴訟に参加するだけではなく、アジア各国の市民社会におけるこのような連帯を通じて、アジア脱核運動として発展することを期待します。

4.福島原発事故の処理と対策過程で見せた、東京電力と日本政府の態度に失望と憂慮が大きく広がっており、今こそその責任を明確に問うことを明らかにします。

5.私たちは、原発製造者が危険な核発電所を拡散するのではなく、平和で持続可能なエネルギー産業を担う企業として転換すること促し、日本政府もまた原発ゼロ政策を通じて、平和憲法で明らかにされている人類平和のために努力するよう願います。


2013831


福島事故原発製造者 世界1万人 韓国市民訴訟団



韓国・被爆2世団体からのメッセージ

 核兵器、核発電所の事故による被害者が増え続けていますが、何の対策もなされないまま亡くなられたり、病気や苦痛を訴える人々が増えています。福島では、子どもたちの間に甲状腺ガンが多数発生しているとの報道に心を痛めています。

福島核発電所事故を起こしたにもかかわらず、何の責任も問われない核発電所製造メーカーに対する裁判を強く支持します。

共に、核のない平和な世界で子どもたちが育ち、思う存分夢を広げられる世の中を創り出しましょう。

韓国・原爆2世患友会
会長 韓正敦(ハン・ジョンスン)



韓国・大邱広域市の青年連合(大邱・KYC)からのメッセージ

 福島事故は日本だけの問題ではありません。

それをただ「災い」だと考え、私たちの韓国で起きたのではないからよかったと考えるのでなく、地球の構成員としてこれを私たち自身の問題と考え、皆さんと一緒にどのように対処していくのかを考えなければなりません。

この機会に、原発製造メーカー訴訟に私たち大邱KYCも参加することが、それを開始する小さな一歩になることを希望します。

私たちは、調和のとれた共生する地球を創ることができます。

大邱KYC(大邱・韓国青年連合)
事務局長  金ナムギュ

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