2013年6月9日日曜日

原発輸出反対を正面から打ちだしたデモの実現!

フランスと日本が共同声明を発表しました。ともに原子力産業の拡大のために協力しあうということですが、フランスは日本の再処理技術に寄与することになりました。

蓄積されていくプルトニウムはどうなるのか、使用済み核燃料は将来的にどのように処置するのでしょうか。インドに原発輸出をしたいフランスに日本は協力することになりました。インドとの原子力協定締結に拍車をかけることなるでしょう。安倍の好き放題な植民地主義的政策を放置するわけにはいきません。

7日の院内集会を私を含めた3人の発題が録画されています。
http://www.ustream.tv/recorded/33963405

●原発は植民地主義であり、植民地主義の実態はそれを問題視する主体が問われ、
特に日本においては戦前からの問題が清算されないでいることを私が話しました。
ツィターで「昨日の院内会議での植民地主義のお話を聞いて考えさせられました」という感想が寄せられていました。西川長夫さんの新著『植民地主義の時代を生きる』(平凡社)を紹介しました。必読!

●タンポポ舎の山崎さんは、「フランス原発メーカーの日本戦略」ということで、
メルトダウンしても大丈夫、テロがあっても問題ないという売りの原発が開発されているという恐ろしい話をされていました。

●国富建治さんは、「フランスのアフリカ植民地政策と日本」ということで、アフリカにおける植民地主義の実態を明らかにされました。是非、上記URLから講演内容をご確認ください。

ジプチと結んだ地位協定は日米以上の酷さ。
ジブチへの派兵に伴う日本とジブチ政府との地位協定は、基地の保護のために自衛隊が「必要な措置」をとることや刑事裁判権を日本が「すべての要員について行使する」ことを明記するなど、事実上の“治外法権”を押し付けている。これぞ日本の植民地主義。


以下は官邸前での集会内容です。200名ほどの集会ではフランス語のシュペレヒコールに<唱和>する場面があり、これも必見です!原発輸出反対を正面から打ちだしたデモは恐らく日本では初めてでしょう。

今後の展開をどうするのか、台湾をはじめ海外の原発輸出反対をする市民とどのような連帯をするのか問われます。

「原発輸出推進会談」にNON!、フランスはマリから撤退しろ~ 仏オランド大統領来日・日仏首脳会談抗議!反戦・反原発6.7アクション
http://www.ustream.tv/recorded/33966067
 




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