これを観て私は東京湾南部の地震で津波が起こった場合のことを想定しました。石油コンビナートの油が海水と共に3.1メートルの防波堤を越えて市街地に入り込みます。川崎駅周辺は勿論、小杉、溝の口あたりまでくるでしょう。これは神奈川県も川崎市も認めています。
映像にあるように多くの車が流され、大きな建物の前で固まって留まると、エンジンがかかってなくても発火します。「津波火災」という事態が発生するということが今度の地震ではじめてわかりました。
そうすると、高層ビルに逃げることを前提にしてきたこれまでの防災計画は安全でなくなります。ビルの前でたまった車の発火で、ビルも燃える危険性が出てくるからです。私は市当局はこの危険性に警告を発しましたが耳を傾けていません。みなさんはどう思われますか?
参考までに:
川崎は3・11と同規模の直下型地震で数十万人が死傷する、市にその危機感無し(参考資料の紹介) http://www.oklos-che.com/2012/09/blog-post_21.html
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