2012年10月8日月曜日

あさこはうすの小笠原厚子さんから電源開発社長に手渡そうとした手紙

あさこはうすの小笠原厚子さんが政府の大間原発工事再開の報を受けて、電源会社社長に手渡そうとして断られた手紙を公開します。亡くなられたお母さんの意思を引き継ぎ、大間原発すぐそばに建つあさこはうすを守ろうとする小笠原厚子さんの切なる思いがそのまま記されています。

この春あさこはうすを訪れた私たちは3本の桜の樹を植えました。厚子さんのお話では、芽がではじめたようです。

巨大なクラーンの立ち並ぶすぐ横にひっそりと建つあさこはうの庭で、私たちは亡きお母さんの想いを涙ながらに語り、それを守りぬく強い意思を聴きました。その姿に共鳴し、感動し、涙しない者は誰もいなかったと思います。

しかしながら2030年代に原発ゼロを宣言しながら、工事中断中であった大間原発を再開するという政府発表はまさかと思いながら、やっぱりそうか、そうなんだ
、最初からデキレースなんじゃないか、と思わざるをえません。原発立地の地元ではどこでも反対運動は孤立を余儀なくされています。大間も同じようすdした。しかしそこから直線距離で18キロしか離れていない函館では、保守的な市長も怒りで反対する意向を発表しています。私たちの仲間もデモを続けています。工事中断の訴訟も模索しているようです。世界中にこのMOX燃料を使う大間原発の危険性を訴え、なんとか工事をやめさせましょう!

小笠原厚子さんのブログから引用します。


2012年10月 2日 (火)
『あさこはうす発展プロジェクト』始まります!
1日遅れてしまいましたがずっと考えていたプロジェクトの計画を今日お知らせできる事になりました。

私たちあさこはうすは今まで母の頃からずっと表立っての活動をせず、今も地道にコツコツとそれこそ亀より遅い速度でやってきました。
もちろん広報活動も大々的にはできずカンパを集める事も正直本当に苦手です。
誤解と語弊をかえりみずに言うと、私たちは活動家とは少し違っていて大間原発のすぐ近くにあるあさこはうすに住む"いち生活者"なんです。
あさこはうすが此処に存在して、それを守り続ける事が母から託された大間原発反対の活動だと信じています。

けれど住む事は最終目標で今はそれに向かっている途中です。
現段階では一時期に過ごす事は出来ても完全に住む事はまだまだ出来ません。

・火周り
・水周り(地下水)
・衛生面(トイレやお風呂等)
・電気(もちろん送電線を使わない発電方法で)

簡単に見積もりをお願いしたら何百万円もかかる事が分かりました。

母の夢はこのあさこはうすに子供たちを呼んで自然を感じ学んで欲しい、そして何より大間原発を止めたいんです。それは私の夢でもあります。
今ならまだ止められるんです。

どうか…あさこはうすを助けて下さい。
お願いします。


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郵便振替
口座番号【02720-5-108903】
加入者名【あさこはうす発展プロジェクト】

銀行振込
ゆうちょ銀行 ニ七九(ニナナキユウ)店(279) 当座 0108903
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1 件のコメント:

  1. 青い鳥は ‏@fossilecosystem
    直訴?まさしく一揆。(^O^)/“

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