2012年1月4日水曜日

1月6日の朴鐘碩君の日立定年退職を祝うシンポと会食の最終お知らせ

新年、あけましておめでとうございます。
今年は日本をはじめ、全世界は激動の年になると予想されます。
http://www.oklos-che.com/2012/01/blog-post.html

昨年11月末日をもって、日立闘争当該の朴鐘碩は無事、定年退職を
迎えました。彼の日立闘争は裁判判決勝利で終わらず、その後、会社の
中で様々な経験を経てきたことはあまり知られていません。

『日本における多文化共生とは何か-在日の経験から』(崔・加藤編
新曜社)の中で、「族『日立闘争』ー職場組織の中で」で本人自身がこの
間のすさまじい経験を記しています。そして朝日新聞では退職の日に、
多くの社員から祝福されたことが感動的に報道されました。
http://www.oklos-che.com/2011/12/blog-post_28.html

1部の「今改めて、私にとっての日立闘争の意味を問う」と銘打った
シンポジュームは定員をはるかに超えました。多くの方の関心の高さ
に驚いております。参加される方は、以下の資料を事前にお読みください。

「共生の街」川崎を脱構築する、「日立闘争」の新たな解釈;加藤千香子横浜国大教授の論文
http://www.oklos-che.com/2012/01/blog-post_03.html

「1 9 7 0 年代日本における公共性の転換―川崎・在日朝鮮人からの問 い―」 
http://www.oklos-che.com/2011/06/1-9-7-0.html

今蘇る「植民地なき植民地主義」理論、「植民地主義の再発見」西川長夫(立命館大学名誉教授)
http://www.oklos-che.com/2012/01/blog-post_02.html

しかしながら7時からの会食はこれも定員を超えましたが、店のご主人の
ご好意でまだ若干名は受け入れることが可能だそうです。参加希望者は
事前にご連絡をいただけると幸いです。

これをきっかけにして、「日立闘争」とは何であったのか、
その歴史的な意味を探る作業はこの激動の1年、より深く
続けられるものと思われます。当日参加できない方も、
メールでご意見をお送りいただければ幸いです。よろしく
お願い申し上げます。


崔 勝久

2 件のコメント:

  1. 履歴書に本籍地の虚偽の記載があったのだから内定取消は当たり前だと思うが。
    また通名などという隠れ蓑があるからそもそもこうなる。在日は自身のためにも通名廃止を優先すべきではないのか。

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  2. goさんへ
    本籍地に現住所を書いたことが「嘘偽の記載」であり、それは解雇に値するものなのかについては、公権力が値しないと判断しました。裁判判決を是非、熟読ください。
    また、「通名」を使わないと多くの障害がある現実は、日本社会の歪みの所為です。まずそんな社会をなくす(差別をなくす)努力をして「在日」に生き方の注文をされるべきでしょうね。 
    なお、goさんも通名ですね。

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