2010年5月4日火曜日

「われわれ陣営の質」についての投稿です

九州のHさんからのメールを公開させていただきます。
過日、私が、「在特会」の状況にふれながら、われわれ陣営の問題に
ついて記したメールに対する感想です。「在特会」の活動や、「外国人
参政権」に反対する集会には1万人を超す人が集まり、「日本は我ら
日本人のもの」という偏狭なナショナリズムで外国人の政治参加を拒む
ことに熱心です。

「参政権」反対派は、憲法違反だからと主張するんですが、その知識が
どれほど正統性があるのか、憲法違反ではないという主張の内容を
知った上で、議論を戦わせているとはとても思えない状態です。
まさに対話が全く不毛の時代になってきていると感じます。

近藤淳さんの講演と質疑応答、それに拙論を加えたものがブックレットに
なり、「靖国・天皇制問題情報センター」から発行されました。一般流通
ではなく、口コミで市民運動や組合で学習資料にしてもらいたいという
ことでの発行です。

1部300円です。郵送費はこちらで「新しい川崎をつくる市民の会」
事務局で負担いたします。どうぞ、できるだけ多く、ご注文ください。
ご注文は送り先を記して私宛にメールをいただけましたら、銀行口座を
お知らせいたします。皆さんのお仲間で是非、ご活用ください。

崔 勝久
SK Choi

skchoi777@gmail.com
携帯:090-4067-9352

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Hさんからのメール


[しかし私が本当に憂うのは、彼らの動向ではなく、実は、彼らを
疎ましく思いながらもそれぞれが自分の党派や、仲間で固まり、
結集すること、連帯することに心を砕かなくなった、「われわれ陣営」
の質です。どうすればそれが可能になるのかみなさんの助言を求めます。
崔 勝久SK Choi

上記、Aさんから再三のメールを見て 初めてメールを送ります。
全く同意見です。特に最近つくずく感じています。絶望の言葉を
発したい気持ちがすぐそこまで来ています。日本という国家領域に
存在する人民・日本を離れられないすべての諸民族の責任・・・
民族観も大きく変革されねばならないように偏狭である。

「地方参政権」はこの偏狭さを取り崩すか。今、日本が新衰退国
とも呼ばれ、「国家戦略なき日本」ともいわれます。目先の選挙
だけの政治、目先の視聴率だけのマスコミ、目先だけの自分の存在感、
「癒し」にとらわれ、長期的社会的視野を失った日本内諸民族。
それと全く同じように、「左翼」「革命派」「革新」と標榜し、
「人権」、「九条」、「環境」うたう人々にも同じ課題が内包して
いると思います。

それぞれが我が方がベスト・絶対という神話セクトがあり、そうでは
なく、それぞれはベターであり共同してベストを目指す。このことを
確認するだけで大きな意義あり。

・・・長期戦略、共同学習、互いに補い合う関係が必要と感じます。
いまのところそう感じています。

Hより

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