なんか、嫌な感じの報告です。
「在日特権を許さない市民の会」(「在特会」)が1月24日、新宿で「外国人参政権反対」の「国民大会&大行進」を計画しているそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=cT4x4SwTRs0
彼らがヨーロッパの極右団体のように、日本人社会で大きな運動になるとは思いませんが、日本ナショナリズムを鼓舞し、外国人排斥を訴える運動は、多くの日本人の無意識のナショナリズムを自覚化させ、全体として、日本人国民のナショナル・アイデンティティを相対化するよりは、それを当然視する方向に寄与することが危惧されます。
彼らは、行政や市民運動が計画する「従軍慰安婦」や「南京」問題を考える企画があれば抗議に行き、騒動を恐れる行政や市民運動体に企画の撤廃をさせる運動パターンを得意としています。
さて川崎ではどのようになるでしょうか? これは「参政権」論議が高まる中で、外国籍公務員の「国籍条項」のひずみを考え直したいと考える人事課の思惑を超えて、「在特会」は、「参政権」反対と合わせて、「国籍条項」撤廃をなくせと大々的な抗議運動をするでしょう。それでも国際都市・川崎の将来を考えて一線突破する勇気が市当局にあるのでしょうか。
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