2016年6月30日木曜日

原発体制に抗い犠牲者と連帯する「巡礼」のはじまり

韓国から戻りました。土産話がいっぱいです!
6月27~29日、ソウルに行ってきました。
韓国のTask Force Teamの立ち上げに参加しました。No Nukes Freeを掲げる8月4~8日の韓国ツアーを迎えての準備と、今後の国際連帯運動についてはなしあいました。
8月5日、大邱においてアメリカの原発投下と日本の植民地支配の責任を問う提訴の日程が確定し、記者会見に私たちも参加します。
Task Force Teamの原則です。
①合同でアクションをおこすこと、②全世界の、放射能の犠牲者の側に立ち現場に赴く(「巡礼」をする)こと、を原則にしてはなしあうべきだということで基本合意がありました。

7月13日の判決日、有楽町駅前の家電量販店で東芝の原発輸出に反対し、東芝製品のボイコットを呼びかける行動は大変意義深く、反原発運動の転換点になるというはなしから、韓国側から横断幕をもって参加したいということになり、日程がどうかの確認をして一両日中に連絡をもらうことになりました。
どうぞ、日本のみなさん、平和を希求し、反原発の国際連帯運動に参加されませんか。7月13日、11時45分、東芝の原発輸出反対、東芝製品の不買運動を開始しましょう。全世界で展開される東芝相手の闘いののろしをあげましょう!
7月13日はメーカー訴訟の判決が東京地裁で行われます。100%敗訴は確定的だと私たちは考えています。公正な判断を願うという判決前の常識的な言い回しも不要でしょう。なぜなら、3月23日の口頭弁論で裁判長は突然弁論を集結し、私たち原告の主張(弁護団と本人訴訟団はそれぞれ別々の、「相補いあう」主張をしました)に対する被告弁護団の反論もなく、ただ原告主張の棄却を求める被告弁護団の主張を認め、なんの議論もない中で裁判長は結審を宣言したからです。
   メーカー訴訟の敗訴は決定的、私たちの課題を考える
   http://oklos-che.blogspot.jp/2016/03/blog-post_28.html

結審の日に原発の製造・輸出は違憲であるという主張をしました。原発関係の裁判でこのように明確な主張をしたのは私たちが初めてです。従ってその主張を高裁でもし続けます。しかし反原発の闘いを法廷内に限定するのではなく、私たちは法廷外の原発村への直接行動に注力することにしました。それは非暴力のPeace Making行動です。

上記にある私たちの第二基本原則、「全世界の、放射能の犠牲者の側に立ち現場に赴く(「巡礼」をする)ことを原則」にし、8月4~8日は大邱、ハプッチョンの韓国人被爆者と会い連帯の運動を確認し合う第一回目の「巡礼」としたいと思います。そしてこれからその「巡礼」は私たちが死ぬまで続き、後は全世界でその「巡礼」をし続ける人が私たちの後を継いでくれると信じます。それが世界を変える運動であり、歴史への参加なのではないでしょうか。みなさん、一緒にやり続けましょう。

私たちは全世界的から英知を集め、その活動を進めます。ご期待ください。

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