原発メーカー訴訟を提起し、内外から4000人の原告を集め、メーカー訴訟の会事務局長としてその中心的な役割を担ってきた私、崔勝久は私の人格を貶め、嘘で固めた理由で私を原告から追放しようと諮る、「崔勝久氏に関する弁護団声明」と、通信2号の中で島弁護士が書いた「原告団新体制の発足に向けて」について強く抗議します。これは名誉棄損です。
なお、弁護団通信第2号で島弁護士は「信頼関係の喪失」でこの間の「混乱」のいきさつを書いていますが、今回は、私一人に対して弁護団の代理人を辞任する理由に対する記述の反論に留め、後日、「信頼県関係の喪失」に対する反論をいたします。
参照:
2014年12月6日土曜日
「弁護団による崔勝久事務局長の訴訟代理人辞任に対する 抗議と撤回の申し入れ」の公開
2014年12月18日木曜日
弁護団声明の撤回と謝罪を要求するー吾郷健二
http://oklos-che.blogspot.jp/2014/12/blog-post_18.html
(1) 事務局崔の弁護団要求に対する拒否
10月4日の合同会議の席上、島弁護団長から訴訟の会の集めたお金がはいった通帳を渡せとか、崔は即時、事務局長を辞めるべきという要求がありましたので、私はすぐその場でそれらの要求を拒否しました。
島弁護士はそれがあたかも私の独断であるかのような表現をしていますが(弁護団通信では「会計監査に必要な資料の引き渡しを・・求めた」とありますが、以下に引用するように、大久保さんは「事務局が保管する、預金通帳」を島弁護士は要求したと明記しています)、毎週行われているスカイプ会議で私は事務局長を「混乱」の責任をとって辞任すると表明したものの、総会までその責任を全うするということを事務局メンバーと話し合い確認していたからです。もちろん、訴訟の会の通帳を弁護団に渡すということ、全世界の原告4000人を対象にした総会の陣頭指揮をしなければならないこの時期に事務局長を即時辞任することはありえません。従って弁護団の無理な要求に対する拒絶は崔個人の意見というより、事務局全体の意見であったのです。島弁護団長はそれを敢えて崔個人の責任というイメージをつくるための文書にしたてあげています。
(2)会計の不明朗な支出とは(旗、メガホン、デザイン料)
お金の使用に関しては明朗ですし、会計担当の役員からもすべて事実を報告しています。
不明な点は何ひとつありません。弁護団はどのような証拠をもって私たちに「会計上の
問題」があると言うのでしょうか?島弁護士があげているのはただ一つ、「原告から徴集
した会費に関し、不明瞭な取り扱いが数人の原告から指摘された」からというものです。
大久保さんは10月6日の訴訟の会のML(#2359「訴訟の会 会計中間報告」)で、「いずれも、訴訟の会で使用するもので、NNAAで使うものでないことをご報告します。」と明言しています。
10月4日の弁護士と事務局の合同会議の席上、島弁護士と示し合わせたかのように会計担当の大久保さんに激昂して訴訟の会の「不明瞭な会計」を追求する数人の原告からの声があがりました。デモ会場で使う旗、メガホン、それに訴訟の会のデザイン料はNNAAが使ったのに訴訟の会のものとして報告されているのではないか、会計の中間報告は不明瞭なのではないかという抗議です。大久保さんは後日、明確にそれらの疑惑に応え、「何かご質問があれば、私に直接メールください」とまで書いていますが、その後、弁護士からも、また弁護士の主導の下で訴訟の会との分裂活動を提唱・活動し始めた少数の原告たちは何も言ってきませんでした。それらのことをよく承知しているはずの島弁護士は何故、会計の大久保さんが明確にしたことをわざと崔が事務局長の「立場を利用して」「本訴状全体に大きな損害をもたらすおそれのある行為をくりかえしている」と書いたのでしょうか。
(3)海外渡航費について
大久保さんは事務局に一員として、フィリピンと韓国での会議に参加し、世界的な「正義と平和」を求める運動に反核・反原発運動を提起し、100万人署名活動への協力を要請する私の海外渡航の経費を、国際連帯運動にとって必要ということで訴訟の会から支出する事務局決定に同意しました。
しかるに翌日、島弁護団長から、以下(赤字)の驚くべき脅迫メールが届き、大久保さん本人は島さんの判断とは関係なく、自分の考えで(辞任表明した事務局長は引き継ぎ業務に徹するべきで新たな活動をすべきでない、海外渡航費支出に反対する人がいるという理由で)、前日の事務局決定を翻し、渡航費を支出しないと言いだしたのです。多くの批判のメールがML上に投稿されましたが、本人は総会で決めるべきと言い張りました。フィリピンからの招待に間に合わないということで、事務局メンバーの発案で海外渡航費のカンパを募ることになり、50名を超える多くの人が賛同してくれました。しかし島氏は、「他の事務局員を通して・・・カンパを求める投稿をし、その振込先として訴訟の会の銀行口座を利用しました」と悪意のある表現をしています。
崔さんが今月、韓国等へ行かれるという話も聞きました。これはもちろん、原発メーカー訴訟とは無関係の行動となりますから、言うまでもなくその費用を訴訟の会から負担することはできません。念のため申し添えますが、万が一そのようなことがあれば、刑事告訴を含む法的措置を採らざるを得ませんので、この点につきましてもお伝えさせていただきます。
原告団事務局で決定したことに介入し、「刑事告訴を含む法的措置を採らざるを得ません」と言うのですから、何をか言わんです。そのうえ弁護団通信第2号で島弁護士は、会計担当者(大久保さん)は「原告募集が終了した現在、訴訟との関係が不明確であるとして拒絶」したと書いていますが、これも事実と反します。そのような理由を大久保さんは挙げていません。それは単に島弁護士の意見に過ぎません。島弁護士は、訴訟の会が内外で100万人署名運動を展開するという方針を外国人特派員協会での記者会見で公開したことを忘れているのでしょうか。それとも彼の理解では、国際連帯運動とは、原告募集をすることだけなのでしょうか。
(4)国内数か所での訴訟の会集会への参加費
これは福井、大阪、福岡で訴訟の会の「混乱」を危惧した会員たちが独自で計画した集いです。大阪では当事者として島弁護士と私が呼ばれましたが、島さんは出席しませんでした。いずれの会においても、私は当事者として自己正当化するような発言をひかえました。むしろみなさんが訴訟そのものをいかに重要なものと考えているのか、弁護団が私を他の原告と切り離すようなことはあってはならないという強い意志を持っていらっしゃることがわかりました。それに何よりも、この国内の集会参加の経費を事務局として負担すべきだということが事務局で決定され、大久保さん自身もまた賛成されたのです。決して島氏のいう、「再び会計担当者に強い要求を繰り返した」ことは一切ありません。これも島弁護士の私を落とし込もうとする悪意の表現です。
(6)渡辺会長宅での「臨時役員会」について
島氏は、この臨時役員会の正体は、「会長宅における一部の役員による単なる意見交換」の場であり、会長ご自身もまた「役員会であるとは認識していなかった」と通信に記しています。その通りです。
海外渡航費と、弁護団通信費への支払い(弁護団からは何の連絡もなく、大久保さんにその経費の支払いを求め、大久保さんは承諾したらしいのですが、一切何の報告もありませんでした)について解決できず困っていたので、渡辺会長宅でその件で話し合う機会を作りました。大久保さんは頑なに自分の意見に固執をしていましたが、最終的に、会計の支払いは会計担当者が独自に決定し、その責任を担うのでなく、あくまでも事務局(役員会)の決定に従い、その責任は事務局(役員会)がとることに合意しました。
ところがその報告を私がする段になって、会議録の形式で報告書を出してほしいと大久保さんは要望してきました。島弁護士たちの仲間にこの間言ってきたことと違う結果になったことを説明するのに、大久保さんはその形式の方が説明しやすいのだろうと私は解釈し、承諾しました。渡辺会長にもその旨を伝え、役員会で決定したことにしたのです。従って他の役員である朴鐘碩氏(一人を除いて全員集まっていたので)は欠席したと明記する提案が大久保さんからあり、また大久保氏の反対理由はその議事録に明記することを約束して公にしました([makersosho:3289] 臨時役員会の報告)。
(7)島弁護士と弁護団への避難中傷について
私が島弁護士及び弁護団を非難中傷した文書があるのであれば一つでもその証拠を出していただきたいものです。事務局長の辞任を迫り辞めないと自分がこの裁判から手を引く、弁護団の主導に従わない原告達は「追放」すると「脅迫」し続けてきたのは島弁護士です。自分が脅迫した事実が明らかになりそうになると声高に「嘘つき」呼ばりを繰り返してきたのも島弁護士です。それらはすべて記録されていますから、いつでも公開できます。事実、全弁護士に送付しています。彼の弁護士の職務を逸脱した行為、原告団への不当な介入、それが大きな混乱を生んだのです。どうして弁護団はそのことを問題にしないのでしょうか。
その他記されたことも事実を歪曲し、事務局で決定したことさえ、すべて私の指示・責任であるかのように書いて、多くの人を惑わしています。しかしそれにしても、私を「原告団から切り離そう」とするその動機は何でしょうか?またどうして弁護団が原告団にそこまで干渉し、自分達の主導に従う原告を相手に新たに原告団事務局を立ち上げようとするのでしょうか。
通信第2号は話し合いを求める事務局に対する挑戦です。弁護団は海外を含め圧倒的な支持を集めている現訴訟の会の分断を謀っています。何のためにそうするのでしょうか?原告のみなさんと一般の反原発の立場に立つ方の御理解と御支持を願います。
以上で、「崔勝久氏に関する弁護団声明」で書かれた、「敢て崔氏についてのみ辞任しなければならないと判断した理由」すべての反論を終えます。この反論で明らかにされたことから判断しても、弁護団声明に記されたことは何一つまともな、「事務局長の立場を利用して、本訴訟全体に大きな損害をもたらすおそれのある行為」だとは言えません。このような嘘とデマゴギーで固めた弁護団声明に名を連ねて弁護士たちはどのように弁明し、謝罪するのでしょうか。これは私個人に対する名誉棄損であるばかりでなく、弁護士職務規定に違反する懲戒に該当する行為であることを忠告いたします。
事務局長のこれまでのご活躍が報われる日は近いと思います。
返信削除私は最近、ハワイのホ・オポノポノの原理を学んでいます。全ての問題は自分の中にある。世界でまだ原発推進の勢力があることも自分の中にあるということです。他者への批判を繰り返しても相手の心が変わらない(変わる場合もありますが)のはそのためです。
「ネイティブハワイアンの伝統的な「問題解決」法、ホ・オポノポノ。これを、ハワイ伝統医療のスペシャリストで「ハワイの人間州宝」(1983)故モーナ・ナラマク・シメオナ女史※が現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」です。」
モーナ女史の弟子である精神科医ヒューレン博士は、触法障害者の入院する精神病棟をこの方法で閉鎖に導きました。その間、一切患者の診察は行わずに、ひたすら自分を癒し続けただけだといいます。
http://hooponopono-asia.org/
ホ・オポノポノは以前から言葉だけは知っており、私にとっては灯台元暗しでした。
チェスングさんにも、「ありがとう ごめんなさい 許して下さい 愛しています」