原発メーカ―訴訟の会 事務局見解
10月4日の事務局と弁護団の合同会議開催中に行われたNNAF佐藤大介氏の行為と、須田氏の差別発言を記したML投稿、及び弁護団長の事務局長の代理人辞任を明言したことに対する事務局の見解を公表します。
1.NNAFーJの佐藤大介氏の配布した資料と発言について
メーカー訴訟のあり方をめぐる議論が続く中で突然、NNAF-Jの佐藤大介氏が台湾で行われた「NNAF 2014 in Taiwan」に関するチラシを配布し発言をしました。どのような意図で佐藤氏がそのような行動をされたのかわかりませんが、そのチラシと発言内容に関しても事実に基づかず、国際問題になりかねない内容を含むものであったことに深い憂慮と当惑を禁じ得ません。氏のこれまでの実績からするとまことに軽率な行為であると思われます。佐藤大介氏の発言撤回および釈明と謝罪を求めます。
2.須田氏の差別メール投稿に対して
須田氏から以下のメールがML上に投稿されました。
「事務局長の指揮下にあって事務局業務を担当する人間に監査もやらせるという感覚は民主主義のイロハを知らない非常識な独裁者の主張です。そんな主張をすると「オサトガシレマス」といいたいところですが、差別発言とかみつかれますからやめます。」
この発言は、訴訟の会のあり方をめぐる議論を冒涜し、議論における意見の違いに対して、差別発言で応えるという許されない行為です。また自らの発言が差別であることを認識しながら開き直るという点では相手との対話を拒んでいるとしか思われません。須田氏はまた、ML上での多くの会員の指摘に対しても沈黙を守っています。氏のこれまでの市民運動のおける業績を知る者として、氏の速やかな謝罪表明を求めます。
3.弁護団長の原告代理人を辞任するという発言について
弁護団長は弁護団全員の名前の下で、訴訟の会の預金通帳と領収書を弁護団に引き渡すことと、同時に口頭で、事務局長の即時辞任を求めました。そしてその要求に事務局が応じなかった場合、12月の原告が確定した段階で、事務局長の代理人を全弁護士が辞任すると公言しました。その決定がはたして全弁護士との協議を経たものか疑問ですが、事務局は弁護団の要求を拒否した事務局長の発言を支持し、メーカー訴訟の提案者である崔氏の原告の地位を脅かす発言を弁護団長がしたことに当惑を禁じることはできません。弁護団長の発言に対する全弁護士の見解を求め、弁護団の要求に応じないと代理人を辞任するなどと言う、弁護団長の脅迫的な言辞に対して強く抗議します。
2014年10月12日
原発メーカー訴訟事務局(八木沼豊、朴鐘碩、崔勝久)
崔 勝久
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