2014年4月16日水曜日

原発輸出の問題点~特にトルコ・シノップ原発建設の問題点中心にーー田辺有輝(JACSES)

4月15日の参議院外交防衛委員会で、トルコ・UAEとの原子力協定について質疑が行われました。参考人として「陳述」された田辺有輝(JACSE)さんの発表内容をご本人の承諾を得て、ここに公表させていただきます。トルコでいかに原発建設反対の動きがあるか、そしてトルコでの原発建設はいかに無謀なことか、そして最後に、そもそも原発建設は成長産業でなく衰退産業であることを説明されています。私たちが入手できる最新のそしてもっとも正確な情報だと思います。






















1 件のコメント:

  1. 田辺有輝(JACSES) さんの資料公開大変にありがとうございます。

    1-3の資料の森林の伐採は、私も3月8日見てきました。更にあちこちで
    木が焼かれ、戦後の焼け野原のような光景で、煙が立ち登っていました。恐ろしい光景です。

    黒海と言えばトルコでは漁業関係者が多いところで有名です。シノップの人の多くは小さな船で魚を取って、生計を立てています。それが脅かされていると悲痛な声をあげています。
    ヨローッパの最北端がシノップです。逆にヨーロッパの最西端のアイるランドの地域は世界遺産になっています。シノップも自然がたくさんある風光明媚なところです。
    シノップに一番近い国はロシアです。シノップを含め黒海の人々は28年前のチェㇽノブイリ事故から、がん患者が増えたと言われています。

    日本政府、並びに国会議員は、田辺さんの参考意見を聞いて、参議院での審議をもっと慎重に、時間をかけ、廃案にして頂きたい。田辺さんが最後におっしゃっているように原発輸出は成長戦略とは絶対に言えない・・!!!。元ドイツ首相が言っています。日本とドイツの両国でエネルギープロジェクトをやってはどうかと・・。ドイツは第二次世界大戦での戦争責任と謝罪を行い、ヨーロッパにおいて、もっとも信頼、尊敬されている国の一つであると。これは昨年北欧の国々へ私が訪問した時の北欧の人々の声です。
    トルコの久美子より

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