「久美子のトルコからの便り」をお送りいたします

トルコに安倍首相が行き原発を作る話が進行しており、現地では反対運動があるということはこれまで聞いていました。反対運動の宣言文も公表され、現地の報道もありましたが、私の知る限り、トルコの現地での生の声を継続的に日本に知らせてくれるトルコ通信のようなものはこれまでありませんでした。

さいわい私は、昨年の１２月８日、原爆裁判、下田判決５０周年シンポジューム（明治大学）でおめにかかった久美子さんがトルコ在住の方だと知り、その後、メールのやり取りをしてきたのですが、
私の方から「久美子のトルコ通信」をやらないかと提案したところ快諾を得ました。今日は彼女から送られてきたトルコからの写真と、その日の出来事を記した文を掲載いたします。
なお、彼女から送られてくる反原発団体の状況は時間をかけてみなさんにお知らせいたします。

７月に一時帰国されるということですので、その時は久美子さんからトルコの実態を伺う場を作りたいと思います。ご期待ください。　　　
久美子さんのお考えを表すものとして昨年いただいたメールの一部をご紹介いたします。崔勝久

私は１２月クリスマスの際はグランカナリアテルデ市へ一人で行き、広島長崎広場を訪れスペイン語で書かれた日本国憲法９条の碑文があるのを確認してきました。そのままアフリカに渡り、新年はアフリカで迎え、イスタンブルへもどり、すぐトルコの内陸部に入っています。
日本にいる私の友人や息子夫婦に原発メーカー訴訟の件を書いてメールしてみました。残念ですが、賛同する人よりも、慎重にとの返事が返ってきました。
 私は原発メーカー訴訟の初めての訴訟に参加したく思います。
私は海外の心ある人から、広島長崎の原爆投下したアメリカになぜ日本人は裁判を起こさないのかとの質問をされてきました。昨年１２月８日下田判決５０周年シンポジュームに参加し、下田さんたちが訴訟を起こしていたことを知り、大変に感動しました。その会場で、崔　勝久さんから声をかけていただきました。　　久美子

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久美子のトルコからの便り（１）ーバレンタインデー、今日のできごと

２月１４日、日本ではバレンタインデー、トルコではセブギラールギュン(sevgiler gün)。
イスタンブルのタクシムのイスティクラル通りでは、今日赤い路面電車の１００周年を迎えました。

街はイスタンブル市民や世界の旅行者であふれていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イスティクラㇽ通り　路面電車開通１００周年

街を歩いていると、一人の女性が私に声をかけてきました・・・。
「≪フェミニン≫をテーマに写真を撮らせてほしい・・。』と。エルメニアから来たと・・。
彼女の目的は、≪世界平和≫だと・・。
彼女が私の写真を撮っている間に、私も彼女のことを急いで写しました・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　世界平和を目標に：フェミニンの女性を写す

２００２年２月１４日。私はイスタンブルのこの路面電車の通りで「生け花』の個展を開きました。
トルコに来て５年目でした・・・。（その時、協力してくれた花屋のご主人です。）

丁度、イラク戦争が始まった時です。１２年の時が・・・・過ぎました。
今もトルコの隣の国のシリアで内戦が続いています。



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参考資料：

2013年11月30日土曜日
原発建設が予定されているトルコ・シノップ市民団体から日本の国会に宛てた要請書
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/11/blog-post_30.html

2013年6月4日火曜日
SYNDROME通信 《今トルコで何が？世界が注目するトルコの騒動！》ー望月文雄
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/06/syndrome.html

2013年5月4日土曜日
「日本、トルコへ原発輸出」安倍、胸を張る
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/05/blog-post_4.html

2013年4月4日木曜日
三菱重工、地震大国トルコで原発受注と日経報道
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/04/blog-post_4.html