2013年7月22日月曜日

8・5集会 原発の再稼働・輸出に抗するー反核、反差別、反格差の立場から

8・5集会
原発の再稼働・輸出に抗するー反核、反差別、反格差の立場から
~原発体制に抗する反植民地主義の闘いを地域社会から!~

 政治参加は議会制民主主義だけではない、自公の圧勝のなか、今、私たちがやるべきことは、国籍・民族を超えて足元の地域住民・市民としての運動を進め、市民の国際連帯運動をつくっていくことではないでしょうか。


 40年前、在日青年、朴鐘碩(パク・チョンソク)さんを国籍を理由に解雇した日立は、日本の原発54基の大半を造り福島事故を起こしました。福島事故への一切の責任をとらず、日立はグローバル企業として東芝、三菱重工と一緒になって原発輸出に邁進しています。それを定年退職で日立を辞めた朴さんは利益優先主義で社員に沈黙を強いる社風に注目し、下請け、非正規社員の犠牲の上で成り立つ「企業内植民地主義」と呼びます。

 「グローバル化や経済の危機、失業や貧困といった今日の問題にこそ、植民地主義の本質がこめられている」(西川長夫)とすれば、今の日本は原発輸出を進めながら、国内の諸矛盾を領土問題や民族学校弾圧でナショナリズムの喚起をはかり、過去の被害・加害の歴史を隠蔽し、アベノミクスで経済復興の幻想をまきちらしています。
 原発は被爆者をつくる、だから日本の被爆者2世の人を含めて、全ての人が核のない平和な社会のために協力しあおうと訴える韓国被爆者2世の声にも応えていきましょう。

講師:朴鐘碩(日立就職差別裁判元原告)=日立の企業内植民地地主義の実態を語る=
コメント:岩崎稔(東京外大教授)、佐藤和之(高校教師)、崔勝久(NNAA事務局長)
日時:85日(月) 午後6時会場「日立就職差別闘争」のスライド上映、6時半開演
場所:日比谷公園内、千代田区立日比谷図書文化館 スタジオ・プラス(4階)
主催:No Nukes Asia Actioins-Japan(NNAA-J)

連絡先:090-4067-9352(チェ) Che.kawasaki@gmail.com

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