2013年2月12日火曜日

日本の首都東京のど真ん中での信じられない光景に驚きます。

(東京のアンチ朝鮮人デモで「朝鮮人を殺せ」と書かれたプラカードが出現/CMLから
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a3cdb29179a7d10c441d9fc313bbc506 )

日本の首都東京のど真ん中での信じられない光景に驚きます。これは「在特会」という一部の異常な行動とみることは過ちです。新大久保に行った青年の話によると、朝鮮人への差別的言辞、聞くに堪えない差別的な言葉を吐きつけるのは自分と同じような「普通の恰好」をした青年たちで、決してこれまで言われてきた右翼的な服装、五分刈りで、戦闘服、戦闘帽を被るような人ではないとのことです。
http://www.youtube.com/watch?v=ksMmmX2V6rs

武藤一羊さんの講演内容を思い返します。安倍は単なる政策の変更でなく、レジューム・チェンジ(体制の変革)を望んでいるのです。それを支え、足元からそのような動きを作り、外国人、弱者への差別、虐待を社会のあり方として求める人たちが現れています。これは日本の問題そのものではないか、外国人への差別はいけないなどと悠長なことを言っているときではないのです。

武藤一羊氏 講演会報告。氏の知見から多くを学ぶ。
日本の政治の3つの正当性原理を提示。①対米、②平和・民主勢力 ③戦前の帝国復帰 安倍はレジューム・チェンジを画策する極右であり、それへの闘いを総合的にする必要あり。 結論:②原理の運動の脆弱性が問題、それを再構築する準備をすべし。
②原理の日本の伝統を生かし、かつその問題点(一国平和主義であったこと、植民地主義を直視してこれなかったこと、今も原発体制下で、アメリカと組み原発輸出を推進中など)を明らかにする運動をすべきだと思います。数を頼みにする戦術に終わらせず、②原理を深め、拡大していく作業が急務です。そのための学習会を武藤さんたちと計画します。



私のツイートをブログ上で公開します。
●他民族を脅かし、弱者を虐げようとする策略、自らの加害者性に鈍感な社会は植民地主義であり、自分達さえよくなれば原発輸出も構わず、街中での外国人排斥の声を許していることで己の首を絞めていることに気付くべきではないか。二度と同じ過ちを繰り返してはならない!



●日本人よ、立ち上げれ、自分自身の為に、日本の今と将来の為に。東京で行われる在特会の、反差別的、反人類的言動を許してはならない。この動きが不十分であっても戦後日本が築こうとしてきた営為を根底からひっくり返そうとする安倍政権と一体であることにどうして気付かないのか。繰り返すな同じ過ち
●日本人はまだ大久保の件は一部の極右が騒いだと思っているようだが、曲がりなりにも、不十分であっても模索してきた民主主義を作り上げようとしてきた営為を根底からひっくり返し、戦前の原理の社会を作ろうとする安倍政権の動きを先取りし、そのような方向にもっていく策動が今なされているのです。

●「差別反対の意思表示」のレベルではなく、不十分ではあったが戦後日本の民主主義を模索した日本の国家の根幹をひっくり返そうとする輩との闘いです。身近の外国人を排斥しようとする不満分子を逮捕せず、のさばらせ利用する安倍政権、日本は危険水域です

8 件のコメント:

  1. Youtube に上げられた1時間弱の排外主義行進動画!正視できるのでしょうか。一億の日本国民という”衆を頼んだ"百万に満たぬ在日朝鮮人への”イジメ”の図ですね。
    日本は人種、国籍、出身地に対する差別を初めとする男女、年齢、宗教などあらゆる差別(Discrimination)に対する”法による罰則規定”を設けない限り「民主主義国」とは言えません。「周りを見て決める」(=空気を読む)という”日本人の病”を治す処方はそれしかありません。
    「日米同盟」の名の下でアメリカの軍事力の庇護の下で戦争をたくらむ前に、アメリカに於ける”差別に対する法による規制”を学んでほしいです。どちらも「虎の意を借りる狐」の図ではありませんか。
    米国在住の「在日朝鮮人」体験者より

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  2. 吉田明彦さんのFBより

    反原発、反戦、日本軍性奴隷(従軍慰安婦)謝罪賠償要求などのデモに出れば、待ち受けた在特会らの「朝鮮人」「反日左翼」といった罵声を浴びる。でもそれらは非合理で意味の無い記号であり、堪らなく不快であってもどうということはない。しかし、朝鮮学校、コリアタウンで行われる街宣での罵詈雑言は直接に対象を持った凶悪な暴力であって、その被害は上に挙げたようなデモ隊が被る迷惑とはまったく別の種類のものであることを心に刻み曖昧にしてはならないと思う。あの愚かな連中はいつもああなんだで済ませることは絶対に許されない。

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  3. 吉田明彦さんのFBより

    【アメリカ上院下院外交委員会内の人権委員会議員への連絡先】

    在特会の街宣やネット上の攻撃等のヘイトクライムとそれを放置保護している検察・警察の現状を訴える先の一つとして。

    アメリカ合衆国下院外交委員会のアフリカ、世界保健、世界人権、国際機関に関する委員会(House Subcommittee on Africa, Global Health, Global Human Rights, and International Organizations)の全メンバー議員の連絡先のリストがまとめられたページです:

    Information on House Subcommittee on Africa, Global Health, Global Human Rights, and International Organizations
    http://www.congressmerge.com/onlinedb/cgi-bin/newcommittee.cgi?site=congressmerge&lang&commcode=hforeign_africa

    上院の同趣旨の委員会についての同じようなまとめページは見つかりませんでしたが Wikipedia の "United States House Foreign Affairs Subcommittee on Africa, Global Health, and Human Rights" の項にメンバーの名簿がありますのですぐに連絡先が調べられます
    http://en.wikipedia.org/wiki/United_States_House_Foreign_Affairs_Subcommittee_on_Africa,_Global_Health,_and_Human_Rights

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  4. 吉田明彦さんのFBより

    在特会のヘイトクライムを国際社会に訴える方法としてすぐに私に思い浮かぶのは、反差別国際運動(IMADR)に国連諸会議に勧告を出すよう動いてもらうことです:

    反差別国際運動(IMADR)|国連人権制度活用
    http://imadr.net/activity/un/

    反差別国際運動(IMADR)のFBページ
    https://www.facebook.com/imadrjc?ref=stream

    他に市民が声を届けるチャンネルとしてはどのようなところがあるでしょうか。

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  5. 吉田 明彦

    日本でもヘイトクライム禁止法制定に向けた運動、公開講座などが開かれています。
    この動きを大きく広げていかなければと思います。
    そのひとつが「差別禁止法の制定を求める市民活動委員会」です
    http://www.sabekin.net/
    法学者の前田朗氏はヘイトクライムに関する国連人権委員会勧告への日本政府の弁明の問題を指摘しています
    http://maeda-akira.blogspot.jp/2011/09/blog-post_10.html

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  6. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  7. El Cheさん、いろいろご返答ありがとう
    ございます!

    まさに、それです - 条約がいくらあっても、
    日本国内法が見当たらないので、
    実際には日本の中では無意味な条約に
    なっています!
    なぜ国内法がないのか?? それが
    私には不思議なわけですね。

    ま、国内法については、私が次回に
    島弁護士とお会いできたときに、
    コンサルテーション料を払って調べていただき
    ましょう。
    (彼のことです、おそらくはご自身も
    hate crimesに対して怒ってらっしゃると
    察します)

    それと、これは私も目下、情報を集めて
    準備中なのですが、日本国外に
    日本のhate groupsの様子を知らせ、
    日本政府などへのプレッシャー(外圧)
    を求める情報発信をしたく思います。
    特に、アメリカの人権団体や政府機関
    などに。(なにせ、前回の安部政権を
    つぶしたのも、アメリカでしたから)

    これは、体制を構築して恒常的に
    続けるべき情報発信だと考えております。
    言語だけ考えても、北米向けは英語で
    よいとしても、韓国や中国にも無論
    発信しないといけませんしね。一人で
    やり切れるミッションでは、ありませんよね。

    で、おそらくは日本国内で 「北朝鮮の
    核実験に対抗し、日本も核武装せよ」
    との意見がもっと出てくるでしょう。
    こんな意見は、世界から非難される
    べきですね。ですから、現実には
    上記の情報発信は、反ニュークス活動
    とも当然重なることになりましょう。

    幸か不幸か、最近は日本のプロニュークス
    も、「核武装できる体制がなくなるといけない
    から、原発をなくしてはいけない」という
    主旨の「本音」を吐くようになっていますしね。

    今までの日本の反ニュークスが国内活動
    主体に過ぎたので、上記のような大問題が
    世界に発信されてこなかったのも、反省点でしょう!
    つまり、NNAAの責任は重大でございます!

    Heedayさんより

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  8. FBより

    関東大震災を思い起こします。あの時、うわさだけで、5000人ぐらいの朝鮮の人々が撲殺! されたそうです。ほんとうの話です。それもつい90年前のこと。(92才の小笠原美都子さんもまだまだお元気です)  ほんとうに酷い話です。日本人の心は一体どこにあるのか、日本の魂、人間のいのちの 魂が泣いている。  わたしたちは、もうだまされない。もう、バカな真似はしない !

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