2013年2月26日火曜日

東芝、やっぱりフィンランドで原発建設の交渉権獲得


日経(2月26日)は東芝が懸念されていたフィンランドの際北端で自然の宝庫であるハンヒキビでの原発大型炉の交渉権を獲ったことを報道しました。

「東芝、原発大型炉の交渉権 フィンランドで年内契約をめざす」「中型炉変更なら再応札へ」この見出しの意味することは、大型であれ、中型であれ、どういうことがあっても東芝はフィンランドの原発建設を勝ち取るという意思を表明したということです。

フィンランドからアピールに来たHannaさんたちの必死のアピールを完全に無視したということです。日本の原発輸出反対の運動をなんとしても盛り上げる必要があります。みなさんのご協力をお願いします、知恵を出し合いましょう!

ムーミンとサンタの故郷、フィンランドから東芝に抗議に
http://www.oklos-che.com/2013/01/blog-post_28.html
ムーミンとサンタの故郷、フィンランドから東芝に抗議にーその2、ハンナさんのお話し
http://www.oklos-che.com/2013/01/blog-post_31.html

注目すべきは、上記記事の後段部分で記されていることですが、原発運営会社の筆頭株主の電力大手イートン社はHannaさんたちのアピールを聞き入れ、この計画から撤退を表明し、36%の株を売却することを決定したという点です。東芝はカネにものを言わせ、その株を買って筆頭株主になることを画策しているのでしょう。

日経の報道によると、東芝はアメリカの子会社のウエスチン・ハウス社と共同して米国、中国で8基、福島事故後は国内出の受注は見込めず、「海外での受注拡大は原発事業存続のためには不可欠」であり、この受注を契機にさらにフィンランドと英国でも「受注を獲得する戦略を描いている」そうです。

これは大きなヒント!東芝は海外での原発の受注をとれなければ原発事業から撤退するしかないのです。ここは東芝をドイツのジーメンのように原発事業から撤退させてあげて持ち前の開発力で廃炉事業や自然エネルギーを活用した、世界最先端の会社になってもらいましょう。Hannaさん、あきらめないで!

4 件のコメント:

  1. 崔:Hanna, oh,no! I just read the article of Nikkei Newspaper. According to it, Toshiba got the qualification to negotiate first with to build the large size NPP. It reported that Toshiba will participate in the bidding of the muddle size of NPP, even if the plan will be changed to the middle size of NPP.

    Hannan,let us know what you are going to do, and what we could do with you.Do not give it up! You wrote it in the message to Kawasaki that we are in the same boat and we are strong enough. I believe so.

    Hanna Halmeenpää :
    Hi! No urgent alarm, nothing like that...vice versa actually, as Fennovoima company is in big trouble finacially, and this is why they try to look after alternative plans, like a smaller reactor. It can also turn out, that Finnish governement & parliamen to will have to take another look and reconcider the principal permission, addmitted to Fennovoima in 2010. The situation is messy, but not for us...for the NPP project! ・


    Hanna Halmeenpää:
    A good summary from Reuters, yesterday: http://www.reuters.com/article/2013/02/24/us-areva-fennovoima-idUSBRE91N04Y20130224

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  2. 東芝のフィンランド原発輸出の件:現地からすぐに折り返しFBでの返事がありました。そんなに事態が悪くなったわけではなく、むしろ原発事業会社の資金繰りが悪化しているので、原子炉の小型化などを検討しているとみています。最大株主の株をどこが買い取るかも早急に問題になりそうです。

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  3. > Hannaさん、あきらめないで!
    同感。
    でも、言葉じりをとらえるようで申し訳ないですが、東芝なら、自分達もあきらめないで、というか、
    日本国民の矜持にかけて阻止しなければ。
    フィンランドの人のことを考えると、枕を高くして眠れない。恥ずかしいです。

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  4. FBでシェアーしてくださった方のコメント紹介します

    ・世界に災害をもたらす物を輸出してなんとも思わないお前達ははっきり言ってクソだ!人間のクズだ!地球上の生き物すべての敵だ!

    ・まさに「死の商人」あるいは「死を売る会社」――。
    まるで何も無かったかのように――いったいFUKUSHIMAをどう考えているのか!? 

    ・海外にも被害が拡がりそうで怖いですね。シェアさせてもらいますね。

    ・やーめーてー、フィンランドの皆さん、原発買わないでぇー。

    ・ムーミンの国フィンランドにはすでに4基の原発がある。

    ・人の生命生存、環境破壊を何も考えない飽くなき利権追及(拡大しなければ破たんする)。
    恥知らずな原発、死の商人!
    国内で動かせないものをよその国に売りつけるとは・・・!!

    ・傲慢東芝 シェアします

    ・東芝って何処の国の企業ですか、良く恥ずかしくも無危険物輸出を進めて居ますね、昔日本に売り込みに来たGEと同じです、事故が有ってもほっかぶり出来るからですかね、もうこんな事は止めなくては行けません、唯一の被爆国であり福島事故の加害国である日本の恥です、日本人なら日本人らしく誇りを持ちましょう。

    ・ムーミンの国からのSOS!

    ・東芝は最悪最強、原発商人。

    ・ああああ やめて 東芝!

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