2012年2月11日土曜日

下北核半島スタディツアー企画案

下北(しもきた)核半島スタディ―ツアーの日程について


オクロス通信の読者の皆さんへの御案内

原発体制を問うキリスト者ネットワーク(CNFE)で企画している、下北核半島の地域スタディ・ツアーについてお知らせいたします。詳細は追ってお知らせいたします。

本州の最北端にある青森(あおもり)県の下北半島、ここに核発電所、再処理施設が集中しています。開沼博の『「フクシマ」論』を持ち出すまでもなく、戦後日本の地方政策の失敗の連続で、外発的な(企業誘致型)工業団地、及びレジャー産業育成計画もことごとく失敗し、自律的な漁業と農業で生き延びてきた地域もますます寂れ、中央の原発政策を受け入れざるをえなかったのでしょう。原発反対の住民は孤立を余儀なくされ、地方自治のなかで原発反対派の議員は極々少数派です。

原発エネルギーの7割は海に捨てられ海水を温めるのに使われています。その自然の影響はいかなるものか、
恐ろしい限りです。私たちは1月14-15日、横浜の脱原発世界会議に出席して、東北アジアの国際連帯、原発基地のある地方の実態についてふたつのシンポジュームを持ちました。大都会での運動の成功に比して、地方での運動の困難さを知り、私たちは原発地域を訪れ、地方の目線でものを考え情報発信し、同じ原発をもつ地方とつながり、そして世界とも同時につながっていかなければならないと考えました。ポスト「横浜会議」の始動です。

6月8日函館で大間(おおま)裁判の意見陳述がある日に合わせ、大間、六ヶ所村、東通を巡り最終日は函館で全北海道、及び東北地方の大集会を企画いたします。現地の方々と一緒になってさらに企画を掘り下げ、原発の再稼働を画する側との「天下分け目の戦い」に寄与したいと願っています。

日程表(未定)は添付資料をごらんください。企画が具体化するごとに情報をお送りいたします。下北半島での反原発運動のみならず、北海道の泊原発再稼働反対の運動ともひとつになって、全国、全世界に情報発信をしてきたいと考えています。企画にたいしてご意見、ご希望がありましたらご一報くださり、私達と一緒になって考えてくださることを願ってやみません。まもなく立ち上げるネット上の実行委員会にもご参加ください。みなさんの率直なご意見を伺いたく、まだ未定ですが、以下の日程表を提示いたします。

韓国からの参加者も一部内定しています。日本の地方の実情を直視し、そこでの闘いの実情を参考にしていただければと願います。日韓両国においてはいずれにおいても事故があれば、同じ運命を担わなければならない関係です。さらなる連帯を深めていきたいと思います。




旅 行 名 下北核半島スタディツアーC案
旅行期間 2012年6月6日(水)~9日(土)
*日目 月 日 スケジュール 宿 泊 地
都市名
1日目 6月6日(水) 東京駅集合
08:28東京発はやて17号
11:31八戸着
昼食:八戸にて
貸切バスにて「むつ小川原港」「六ヶ所原燃PRセンター」見学
「花とハーブの里」「東通原発PRセンター見学および交流会」

夕食:旅館で会食(自己紹介、懇親会) むつ市
旅館
2日目 6月7日(木) 旅館にて朝食
貸切バスにて、むつ科学技術館(原子力船むつ号)、
使用済み核燃料中間貯蔵施設予定地、等見学
「トントゥビレッジ」見学
昼食:下風呂温泉にて
夕方:あさこハウスにて交流会


夕食:旅館にて 大間
19:00~21:00 講演会 おおま温泉海峡保養センター

3日目 6月8日(金) 早朝:旅館にて朝食
大間発7:10~船~函館着8:50 
貸切バスで函館朝市、トラピスト(内部)および五稜郭訪問等
レストランにて昼食

夕方:湯の川旅館
夕食:旅館で会食
(大間原告団、北海道内グループ等との情報交換、交流会)
(さよならパーティ、スタディツアーの感想、今後の活動等) 湯の川
希望者は「函館山夜景ツアー」? 旅館
4日目 6月9日(土)
朝食:旅館にて
10:00 反原発千名集会、大講演会(講師、会場の選定)
12:00 昼食


夕方:函館空港(空港発18:00頃)へ  羽田空港解散

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