2011年3月15日火曜日

いまは、祈るほかない、きもちですー上野千鶴子

チェさま
次々とたいへんな情報発信力ですね。
本日予定されていた最終講義が中止になったのでメイルを書く
よゆうができました(苦笑)。

この時期にこの文章を書いて下さってほんとにありがとう。
終講義では「生き延びるための思想」を最後に持ってくる
つもりでした。

教会を離れた、というのはわたしの意志的な選択だったので、
ふつうの日本人にとって教会にたんに縁がないこととはちがいます。
「祈る」ことからどんな距離をとるかを、それ以降、いつも考え
けずにはいられないという立場に立ったのだと思います。
でもいまは、祈るほかない、きもちです。

自然の猛威の前には、ひとはなすすべがありません。
それとてひとができることはありますのに。自衛隊は5万人を投入
しているとか。全部で30万のうちの6分の1、あとを動かさないのは
「国防」のため、だそうです。だれから「国を守る」のでしょうか、
おわらいです。

以上、もしあなたのMLにご紹介くださるならどうぞ。

うえの

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