OCHLOS(オクロス)は民衆を意味する古代ギリシャ語です。私は民衆の視点から地域社会のあり方を模索します。すべての住民が一緒になってよりよい地域社会を求めれば、平和で民衆が安心して生き延びていく環境になっていくのでしょうか。住民は国籍や民族、性の違い、障がいの有る無しが問われず、貧困と将来の社会生活に絶望しないで生きていけるでしょうか。形骸化した戦後の平和と民主主義、経済優先で壊された自然、差別・格差の拡大、原発体制はこれらの象徴に他なりません。私たちは住民が中心となって、それを憂いのない地域社会へと変革していきたいのです。そのことが各国の民衆の連帯と東アジアの平和に直結する道だと確信します。
2011年2月23日水曜日
昔の写真(2) 力道山関係
またこんな写真が出て来ました。
一番上は、力道山がスチュアーデスと結婚したときの写真です。写真好きだった親父が撮ったものなのでしょう。晩酌人は、大野伴睦。裏世界にも通じている大者政治家です。プロレス界発展のために必要だったのでしょう。
二番目は私の誕生日のときだと思いますが、大阪の家に来た力道山が写っていますね。私の小学生のときだから(白い服を着ているのが私)、そのときの記憶はありません。当時、力道山の試合がテレビ中継され、アメリカ人を空手チョップでやっつける戦後日本の英雄だったのです。
最後は力道山の息子と親父です。
力道山には、日本人スチュアーデスとの息子の他に、日本に来る前に北朝鮮にいたときにできた娘さんがいます。万峰号に力道山が会いに行ったことはすでにいろんな本に記されています。その他、総連が力道山に「紹介」した女性との間にも子供がいたことが公にされており、村松友視『力道山がいた』にも触れられています。
どうして総連がそのようなことをしたのか、これは力道山は韓国にも招待されており、韓国・北朝鮮の間での
力道山をめぐる駆け引きがあったからと思われます。当然、「在日」の裏社会の人間も関与していたのでしょう。そもそもが芸能やスポーツの興行は裏社会の組織なしには成り立たなかった時代ですから。
力道山が刺されたとき、私の家には「分裂騒動」があり、母は離婚しておらず、私と一緒に住んでいた叔父叔母と親父との金銭トラブルがあり、そこに力道山がからみ、大阪のビルを担保にしてのお金のやり取りがあったと聞いていました。
時代が過ぎ、力道山が朝鮮人であったことももう「秘密」ではなくなりました。本や映画にもでてきます。韓国映画に「力道山」というよくできた映画があります。韓国の俳優が実際に体を大きくして、プロレスをする場面もでてきます。相撲時代の差別のことにも触れており、日本でもビデオショップで借りれるはずですから、是非、どうぞ。愚息がチョイ役で何度かその映画に出て来ます。
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