2010年8月18日水曜日

国民栄誉賞受賞者、王貞治の国籍について

猛暑が続きますが、みなさん、おかわりございませんか。

昨日から王選手(と私の中ではインプットされています)のご母堂が逝去されたことがニュースで流されてました。108歳だったそうです。そうかと聞き流していたのですが、今朝の「スーパーモーニング」で王選手の国籍が台湾(中華民国)のままだと聞き、驚きました。ちなみに「台湾」(=中華民国)は「朝鮮」と同じで「国籍」ではなく、「地名」とされています。

私の頭の中では国民栄誉賞を受賞した(ホームランの世界記録異達を成した王選手が第一号で、そもそもが王選手の表彰のために作られたとされている)のだから、てっきり尊父の名前をつかっているが、日本国籍をもつものと思い込んでいました。いやはや、思い込みって怖いですね。反省します。

ウィキぺディアによると、<国民栄誉賞(こくみんえいよしょう)は、日本の内閣総理大臣表彰のひとつ。「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とするとして福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された>とありました。国籍条項はありません。

紫綬褒章も外国籍者が受賞していますね。そうか、そうするとやっぱり、日本学術会議の国籍条項ははやく撤廃させなければなりませんね。「特別会員」というような姑息なことを認めずに正面から、突破させたいですね。日本学術会議の事務局はメールでこのようなことを言ってました。

<日本学術会議は、内閣総理大臣の所轄の機関として科学に関する重要事項について政府からの諮問に体する答申、勧告等を行う機関であり、会員は国家意思の形成への参画に携わる国家公務員であるため、公務員は日本国籍者に限るとする政府の「当然の法理」の考え方に従い、日本国籍が必要であると解されております。>
(「日本学術会議:事務局からの回答」
http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/05/blog-post_18.html、
「日本学術会議事務局からの第3回目の回答です」
http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/05/blog-post_7770.html)

日本社会は、日本国籍者だけのものではない、外国籍者も同じく日本社会の「主人公」であるという私の主張を、王選手は黙って実行してたんですね。あの世では、戦後日本のヒーローだった力道山も微笑んでいることでしょう。

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