2010年3月4日木曜日

市議会傍聴感想と、委員会傍聴案内

1)川崎市議会の傍聴感想
3月2日、川崎の市議会で、民主、自民の代表質問がありました。外国人の参政権に関しては、民主党が、参政権に関する陳情に関しては棚上げする(審議の継続)ことを決めたためか、各党ともあまり熱が入らない様子でした。民主は質問さえなく、自民の質問もおざなり、それに回答する市民・こども局局長の回答も、はっきり言って、おざなりでした。例の最高裁の判決に関しても、傍論には触れず、最高裁は外国人への参政権の付与を否定したと話すだけでした。

2)市民員会の傍聴をしましょう!
3月11日(木)午前10時から、市民委員会で、私たちのだした賛成と、反対の陳情の審議がなされます。各党で12名の市議がどのような議論をするのか、そして行政の見解をどこまで引き出すのか、注目されます。私たちの陳情は、民団新聞が記したように、反対の陳情内容を一つ一つ正確に反論したものなので、それを俎上に上げた議論の中で、どのように議員が自分の意見を述べるのか、要注目です。

勿論、陳情書とともに、猪俣さんの出した「在日外国人の地方参政権について」という小冊子は全ての議員に回っているはずです。全国からその資料請求が猪俣さんに来ているとのことです。その小冊子には、猪俣さんの巻頭言、崔、加藤さん、山田の小論が入っています。正確な情報、知識という面では反対の陳情書(A4で1枚)に比して、「新しい川崎をつくる市民の会」(代表 滝澤貢)で出した陳情書によって、現在の川崎市の外国籍公務員の管理職に昇進できない問題も明らかにされているので、各党がどのような意見を述べるのかによって、彼らの問題意識が明らかにされると思います。

みなさん、11日には是非、市議会に出て、議員の議論、行政の回答を見届けましょう。

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