2009年10月10日土曜日

公開質問状への回答、一歩前進!

今日からの連休、どのように過ごされるのでしょうか。
私たちは集会のビラをまきに川崎の主要駅に立ちます。
6000部はポスティング業者に依頼し、残り4000部を
配布することになります。
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共産党推薦の岡本さん、民主の福田さんから回答が来ました。
やってみるものですね。それなりの成果がでました。
阿部さん、原さんはまだ届いていません。*
質問1.国籍条項の完全撤廃について
岡本:国籍を理由にした職務・昇進の制限は不当な扱い
   (5日の市民フォーラムでは、撤廃を約束)
福田 : 判決を踏まえて一定の見直しが必要か検討
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質問2.阿部市長の外国人は準会員、国家というものは
    戦争をするときの単位との考え方について
岡本: 現市長の見識を疑う
福田: 自分はそのような認識は持っていない
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質問3 「つくる会」の歴史教科書を川崎の歴史教科書採択について
岡本: 認めることはできない
福田: 教育委員会が決定するもので、行政の長は介入すべきでない
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質問4 政府の国旗・国歌の強制について
岡本:絶対許されない。懲戒処分を行ってはいけない
福田:日本国民の統合の象徴。自らの誇りとして掲揚、唱和すべき
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質問5 住民自治を徹底するのに行政単位を区単位に小さく分けること。
    外国籍住民の政治参加の保障について
岡本:現行の区民会議は抜本的に見直す必要あり。外国人の政治参加
    の保障が必要
福田:「準区民会議」を新設。定住外国人の地方参政権は国と調整し、
   実現に向けて検討
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二人とも、阿部市政より一歩踏み込んだ回答でした。
●外国人は「準会員」という阿部発言に関しては、二人とも完全否定です。
●自由社の教科書採択に関しては、岡本さんは明快ですが、福田さんは
逃げました。横浜のやり方からして、教育委員会メンバーを変えて時間
を かけて採択したのですから、教育委員会のメンバーが公選公募出ない
限り、 福田さんの主張は的がはずれています。
●国旗・国歌に関しては二人の見解は完全に分かれます。
●二人ともまだ曖昧です。今後の話し合い、検討が不可避でしょう。
しかしこの二人は対話の姿勢を持っていると思われます。
・岡本さんは外国籍住民の政治参加の保障に言及するものの、そもそも
 住民 の具体的な政治参加の「器」構想が曖昧で実態としては従来通り
 になります。
・福田さんは「準区民会議」という具体的な構想があるものの、住民の参加
 の位置つけが不明です。そこに外国人の参加を認めることと、地方
 参政権の問題を混同しています。前者は条例、後者は国会決議が必要
 ですが、まだ福田さんは外国籍住民の政治参加の保障と「準区民会議」
 における住民参加の保障の問題が十分に検討されていません。
 その検討に私たちも参加したいですね。
*
それではみなさん、いいお休みをお過ごしください。
*
-- 崔 勝久SK Choi
skchoi777@gmail.com

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