2009年10月17日土曜日

3人の候補者のドタキャン劇について

15日の「新しい川崎をつくる市民集会」は、参加を約束していた候補者が3人ともドタキャンするいう醜態を見せました。

自民と民主は、スケジュールが合わないということを口実にし(おいおい、選対さん、候補者本人の意向を無視していいの?)、共産党は、公職選挙法の違反になるのでと、正面から、市民集会を準備してきた私たちが、あたかもそのような初歩的な「常識」さえ知らなかったのでも言っているかのようです。

あるいは、当局の弾圧の可能性にも言及しているようですが、そうであれば、当局がどんな論理で何を根拠に「弾圧」するのかを調べ、それに抵抗し、潜り抜けるにはどうすべきなのかを検証すべきですね。

それには公職選挙法の内容をまず調べることです。敵の武器、根拠を知らず、闇雲に怖がって撤退を繰り返していてはいつまでたっても勝てません。

「ちょっと待った!」、ドタキャンを決め何の謝罪もしなかった共産党さん、告示後の、選挙に関する市民集会のどのような行為が、公職選挙法のどこに抵触するというのですか? ビラ配りですか、集会への候補者の参加ですか? 単なる「弾圧」の可能性ですか?市民運動を馬鹿にしてはいけませんぜ。

警察からの「弾圧」があるから、岡本さんが集会に不参加を決めたのは正しかったというのは、違います。「弾圧」は常時、あります。

選管も警察も、私たちの集会の持ち方、配布したビラに関して、一切、問題があるという指摘はできませんでした! しかしそれは岡本さんの選対だけではありません、市民運動、労働運動に関わってきた多くの人も同じ「常識」に取り憑かれているようですね。 しかしまず、「風聞」に惑わされず、自分で公職選挙法を読んでいません、そういう人は。

さすが選管と警察は、公職選挙法をよく読んでいました!
後生大事に持ち出したのはいいのですが、そこに書いてあるのは、立候補した人及びその特定の人を 支援する「政党その他の政治団体」の選挙運動の規制なのです。

選管は何が法律違反という具体的なことは言えず、法律にはこういうことをしてはいけないと書いてあるという説明しかできません。違反かどうかを判断するのは、警察で、彼らは、「政党やその他の政治団体」が市民集会を装って「選挙運動」「選挙演説」をすることを監視しているのです。

彼らが当選したら、市民との対話、粘り強く懸案事項を一緒に研究するということができるんでしょうか、ここが心配ですね。

4年後、告示後に堂々と市長選に関する市民集会をやりましょう!
市長候補者に参加してもらいましょう!
ビラを配布しましょう!
頭の固い政党、労組、市民運動家と事前にしっかりと準備しましょう。
公職選挙法の勉強をしましょう!


崔 勝久
SK Choi
skchoi777@gmail.com
携帯:090-4067-9352

0 件のコメント:

コメントを投稿