2009年5月8日金曜日

「住民自治の裏話ー建前に騙されないために」への感想

みなさんへ

私が記したブログ(「住民自治の裏話ー建前に騙されないために)
(http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/05/blog-post_05.html)
への感想文がAYさんから送られてきました。

AYさんは某大学の4年生で、昨年半年アメリカに行き、
自分の関心のある領域を見てきたそうです。それを卒論や
今後の研究(生き方)に活かしたいと考えているとのこと、
いずれにしても若い人からの反応をうれしく思い、本人の
承諾を得て、ブログに掲載します。

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崔 勝久
SK Choi

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こんにちは。お元気ですか?

私はだらだらとGWをすごし、今、崔さんからのメールに触発
されてGWボケが吹っ飛んだところです。

私の意見を言わせていただけるなら、それは崔さんが
書かれていた「住民自治はやはり、住民が声を上げ、住民が
公と対等の立場で討論できる場を提案し具体化すること」
というところとすごく似ています。

「公」って理念的には「住民」の中から出てきているものですよね?
いつの時代も結局は「公」が「住民」を動かしたり、言いくるめたり
しているような図式に見えてしまいます。
(私、小熊英二の『民主と愛国』を読んで、戦後日本にげっそりした
記憶があります。こんなにも簡単に言葉やイメージが変わって
しまうなんて!!と)

そして、私自身は、これを変えるためには本当に自分自身や、
地域(地域でなくてもネットワーク的にでもいいのですが)が
声を上げていき、その要求を「届ける」のではなく、「作れる」
ようになることが大事なのではないかと思っています。

多くの議論が、今ある形にどう当てはめるかを考えていますが、
本当に地域からはじめたとき、多くのものが今の国家の枠に
収まらないものとして現れてくるのではないかと思うのです。
ゴールを設定しない地域運動が、国民国家の限界を壊しては
くれないかな、と、少し夢想的にですが思っています。

AYより

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