2009年4月16日木曜日

「在特会」って知っています? 「利敵行為」について

みなさんへ

「在特会」というのは、「在日特権を許さない会」のことです。3か月で1000名の会員になったということです。日本の現実を是非、直視ください。
http://www.zaitokukai.com/modules/bluesbb/
やはりこのような日本人の血の純潔を信じ、朝鮮人排斥を訴える集団が存在し主張し始めているのですね。

彼らの主張は問題意識のある人の耳には入らないと思いつつ、伊藤成彦さんのエッセーにあるように、北朝鮮との関係でマスコミと日本政府が「狂乱」を演じたことを知ると、これからどうなるかわからないなという
恐怖感のようなものがじわっと身に迫りますね。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/04/blog-post_13.html

藤原恵美子さんの「植民地主義の克服と「多文化共生」論」『制裁論を超えてー朝鮮半島と日本の<平和>を紡ぐ』(中野憲志編、新評論 2007)という論文をおもいだします。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/08/blog-post_21.html

彼女は「官製共生批判」の集会を主催した人物で、その時の講師の徳島大学の樋口さんと懇談したとき、樋口さんは「利敵行為」という話をされ、彼が昔川崎の調査に関わったときに市の職員に感じたパターナリズムに厭気がさしたが、「利敵行為」になることを恐れてそのことには触れなかったという話でした。2008年の9月のブログをごらんください、いくつか寄稿があります。
(http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/09/blog-post_1813.html)

樋口さんが「在特会」のことを知っていたとは思いませんが、「門戸の開放」には右翼が外宣車が来たとのことでしたから、これからの闘いはいろんなファクターを考え、複合的な戦略を練る必要があるように思います。これまでは、私たちはいわゆる正論を掲げ、「共生」の問題点の指摘とその問題がもつ意味を考えてきました。それはそれで必要であり、正しかったと思いますが、それにとどまらず、問題の所在を深く捉え、いろんな立場の人たちとのつながりを強めて広範囲な運動を展開したいと思います。

その第一歩は、「戦争に行かない外国人は、準会員」と言い放った阿部現市長の三選を阻止することです。右翼との闘いが始まります。違いではなく、共通点を求めて実際的な運動を展開をしたいものです。



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崔 勝久
SK Choi

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