2008年7月24日木曜日

Yahooのブログに私たちの本に対する感想がありました。

みなさんへ

Yahooのブログに私たちの本に対する感想がありました。
「おすすめ」だそうです!
http://blogs.yahoo.co.jp/ma_tsu_w/13210865.html

崔 勝久


『日本における多文化共生とは何か』
傑作(0)
2008/7/19(土) 午後 11:46

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仕事から戻ってくると
昨日、出版されたばかりの本が
ポストの中に入っていた。



『日本における多文化共生とは何か―在日の経験から―』
朴鐘碩(パク・チョンソク)・上野千鶴子 ほか著



福田首相が就任時に
「自立と共生」という言葉を口にしたが
ぼくが思っているものとは、
自立にしても、
0A共生にしても
ちがうんじゃないかという感覚を
はっきりと説明できないけどもっていた。



P.52
「共生」は責任の所在、問題の本質を曖昧にするものと私は考えていますが、「共生」が獏とした状況のなかから社会変革に向かう言葉として活用されるのか、外国人を二級市民として受け入れる、新たな植民地主義の地固めの、イデオロギーの役割を果たすようになるのか、しっかりと検証する必要があります。



ぼくは
「共生」という言葉が
日本の卑屈なナショナリズムの肯定8 1
結びつくものだとは考えていなかった。



他者との関係を自己省察することなく、
認めたふりをし、
社会変革することのない共生というものは、
他者と自分のおかれた(差別的・抑圧的)関係を
固定化しているに過ぎないということ。



「あわれな国、日本」(富永さとる氏)について
もう一つ同じ項から引用する。
国籍にかかわりなく、個人が尊重されず、人権が成立しておらず、法の支配と正義が不在で、個人が自身の矜持なき自己保身ゆえにかえって脆弱であり、民主主義=E 3成立しない、個人と社会が国家に従属的・受動的な国、それゆえに住民全体の福祉水準の沈降を運命づけられている国である今の日本――そのあり方が、国民を含むすべての住民にとってあわれであることはもはや言を要しないでしょう。――



ぼくは
「あわれな国、日本」に住む
「普通の日本人」の当事者性を
もっと意識化(言語化)していきたい。



まだ、最後まで読んでいないけど、おすすめです!

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