2018年11月12日月曜日

テレ朝が世界的な人気グループBTSの放映を中止した理由こそ、問題にされるべき

今や世界的な人気グループになった韓国のBTSの放映をテレ朝が、そのメンバーの一人が昨年、プライベートで原爆キノコ雲デザインを一部入れたTシャツを着ていたという在特会の桜井の脅しに屈してテレビ放映を中止したことで、このTシャツのデザインが批判の対象になっています。
デザイン(芸術)はいかようにも解釈が可能です。民族の解放を喜ぶ民衆の絵とともに原爆キノコ雲を配したデザインし、Patriotism(愛国心)、History、Liberation(解放)、Koreaと英語で書かれたTシャツを一昨年、BTSメンバーの一人がステージではなくプライベートで身につけていて問題になったことがあるというクレイムをテレ朝につけ、彼らを脅したのは在特会の櫻井会長でした。
TシャツのデザイナーもBTSメンバーも反日的な、日本を見下す動機は一切なかったと話しています。私は原爆に関して複雑な感情を持つ日本社会の実情を利用して、在特会の櫻井が仕掛けた脅しにテレ朝が屈したというのが実情だと判断します。
在特会の櫻井は、「貴社は番組に出演する韓国人グループが原爆Tシャツを着て、日本への原爆投下を祝っていることを知っているのか?」「日韓基本条約破棄判決が出たばかりの現在、国民世論が日韓断交で湧き上がっている中で、こうした韓国人を出演させることを是とするのか?」「貴社は反日企業なのか?」など問い糺したいと思っています。恐らく、こうした問い合わせは、桜井だけではなく日本中の心ある皆さんが行っていることと思います。日本人であれば、誰でも自分の国が好き、そこには左右の思想は関係ないはずです〉と書いて企業やテレ朝を脅しました。
しかし日本社会は原爆キノコ雲を入れたTシャツのデザイン論争に明け暮れ、マスコミが在特会の脅しに屈して放送中止をしたことの重大性に気がついていません。私はネット情報サイトのリテラがいう、「ネトウヨによってBTSが「反韓」「嫌韓」を煽るための道具にされてしまっている」というこの指摘はあたっていると思います。

参考までにリテラの記事をご紹介します。
BTSの『Mステ』締め出しの裏!「原爆Tシャツ」はただの口実で実体はネトウヨの韓国ヘイト  https://lite-ra.com/2018/11/post-4362.html
在特会元会長の桜井誠が『Mステ』への電話攻撃をネトウたちに扇動  
https://lite-ra.com/2018/11/post-4362_2.html
徴用工問題で嫌韓ムードが高まるなかネトウヨの差別的抗議に屈したテレ朝  
https://lite-ra.com/2018/11/post-4362_3.html

なお、私のブログで紹介した、笹本征男著『米軍占領下の原爆調査ー原爆加害国になった日本』(新幹社)をぜひ、お読みいただきたいと思います。アメリカ人が原爆投下はしかたがなかった、それによって戦争がはやく終わったと正当化している、その根拠は天皇の終戦の証書にあったということが説明されています。
https://oklos-che.blogspot.com/2017/10/blog-post_29.html

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