本日3月9日、横浜地裁で、原発メーカー訴訟(原発メーカーGE、日立、東芝の福島事故の責任を問うた世界初の訴訟)共同弁護団団長の島弁護士が、元・現原発メーカー訴訟原告団 事務局長の崔勝久と朴鐘碩の二人を自分に対する批判を名誉毀損として訴え賠償金を求める裁判を起こし、裁判長、被告と原告代理人によって最終的に証人を誰にするかの話し合いがありました。いよいよ最終段階です。
5月24日(木)13時半ー17時に、島弁護士を擁護する原告X氏と、氏を含め原発メーカー訴訟の当初から関わったY氏、原告島弁護士、被告朴と崔の5名が陳述を行うことになりました。これで原発メーカー訴訟をはじめたコアーメンバーが揃い陳述、質疑応答をするのですから、原発メーカー訴訟原告団の混乱の本質が明らかになるでしょう。
そもそも訴訟は原告が裁判を決断し弁護士を選ぶのであって、弁護士が裁判の中心にいて取り仕切り、自分と意見の合わない原告を切るというのは本末転倒です。特に原発メーカー訴訟の提案者で最初の原告「訴訟の会」事務局長であった私に対しては、崔は訴訟を口実に民族運動を画策したと言い出したのです。そして島弁護士はあろうことか、自分を批判したということで、4000人の原告(海外からは39か国、1500名の原告)を集めた在日の原告元・現事務局長二人を名誉毀損で訴えました。これはまさに世界的に問題になっている、強者が弱者の言論の自由を抑圧・制限するスラップ訴訟の典型です。
島弁護士の問題点を指摘して彼を解任した40人の原告が本人訴訟団として、代理人を立てないで原発メーカー訴訟を担ってきました。昨年、東京高裁で敗訴し、本人訴訟団は上告を断念しました。高裁判決のあまりの酷さに裁判闘争継続の意義を見出すことができなかったからです。島弁護士らは当初からの予定通り上告したので、まもなく最高裁での最終判決が下されるでしょう。
弁護士は本質的に、原告と意見が合わない場合は自分が身を引けばいいのです。それを原告を切って、私たち被告が中心になって集めた4000人近い原発メーカー訴訟の会の代理人代表の場にいるというのは、世界的に例のないことだと思います。いずれにしてもこの件の決着が間もなく、おそらく夏休み中に、つけられるでしょう。
司法界の反動化は危惧すべきですが、横浜地裁は50年前、日立製作所の朴鐘碩の解雇は民族差別という画期的な勝利判決を下したところです。今回、どのような判決を下すでしょうか。皆さん、注目ください。
2013年8月30日金曜日
プレスリリース:「原子力損害の賠償に関する法律」(原賠法)は、合憲なのか?
福島第一原発の原子炉メーカーの免責は、許されるのか?
「原発メーカー訴訟」原告団結成と提訴予定のお知らせ
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/08/2013-9-2-3-ge-2013-11-11-1.html
2016年4月11日月曜日
原発メーカー訴訟の会・事務局の声明を支持します
http://oklos-che.blogspot.jp/2016/04/323713-713-2016410-39-210-1.html
2017年1月30日月曜日
原発メーカー訴訟 本人訴訟団の現状と今後の運動方針についてー「反核平和」を求める全世界的な運動の展開を
http://oklos-che.blogspot.jp/2017/01/blog-post_30.html
2017年12月21日木曜日
原発メーカー訴訟の会・本人訴訟団は最高裁上告及び、訴訟の会は現地点での解散をいたしません
http://oklos-che.blogspot.jp/2017/12/blog-post_21.html
5月24日(木)13時半ー17時に、島弁護士を擁護する原告X氏と、氏を含め原発メーカー訴訟の当初から関わったY氏、原告島弁護士、被告朴と崔の5名が陳述を行うことになりました。これで原発メーカー訴訟をはじめたコアーメンバーが揃い陳述、質疑応答をするのですから、原発メーカー訴訟原告団の混乱の本質が明らかになるでしょう。
そもそも訴訟は原告が裁判を決断し弁護士を選ぶのであって、弁護士が裁判の中心にいて取り仕切り、自分と意見の合わない原告を切るというのは本末転倒です。特に原発メーカー訴訟の提案者で最初の原告「訴訟の会」事務局長であった私に対しては、崔は訴訟を口実に民族運動を画策したと言い出したのです。そして島弁護士はあろうことか、自分を批判したということで、4000人の原告(海外からは39か国、1500名の原告)を集めた在日の原告元・現事務局長二人を名誉毀損で訴えました。これはまさに世界的に問題になっている、強者が弱者の言論の自由を抑圧・制限するスラップ訴訟の典型です。
島弁護士の問題点を指摘して彼を解任した40人の原告が本人訴訟団として、代理人を立てないで原発メーカー訴訟を担ってきました。昨年、東京高裁で敗訴し、本人訴訟団は上告を断念しました。高裁判決のあまりの酷さに裁判闘争継続の意義を見出すことができなかったからです。島弁護士らは当初からの予定通り上告したので、まもなく最高裁での最終判決が下されるでしょう。
弁護士は本質的に、原告と意見が合わない場合は自分が身を引けばいいのです。それを原告を切って、私たち被告が中心になって集めた4000人近い原発メーカー訴訟の会の代理人代表の場にいるというのは、世界的に例のないことだと思います。いずれにしてもこの件の決着が間もなく、おそらく夏休み中に、つけられるでしょう。
司法界の反動化は危惧すべきですが、横浜地裁は50年前、日立製作所の朴鐘碩の解雇は民族差別という画期的な勝利判決を下したところです。今回、どのような判決を下すでしょうか。皆さん、注目ください。
2013年8月30日金曜日
プレスリリース:「原子力損害の賠償に関する法律」(原賠法)は、合憲なのか?
福島第一原発の原子炉メーカーの免責は、許されるのか?
「原発メーカー訴訟」原告団結成と提訴予定のお知らせ
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2016年4月11日月曜日
原発メーカー訴訟の会・事務局の声明を支持します
http://oklos-che.blogspot.jp/2016/04/323713-713-2016410-39-210-1.html
2017年1月30日月曜日
原発メーカー訴訟 本人訴訟団の現状と今後の運動方針についてー「反核平和」を求める全世界的な運動の展開を
http://oklos-che.blogspot.jp/2017/01/blog-post_30.html
2017年12月21日木曜日
原発メーカー訴訟の会・本人訴訟団は最高裁上告及び、訴訟の会は現地点での解散をいたしません
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